機内のオススメ座席はココ!長距離フライトでも快適に過ごす座席の選び方!!
旅につきものなのが「移動」
特に海外へ行く場合は、ほとんどが飛行機での移動となります。
ただ、その「飛行機での移動」が嫌だという人が意外と多くいますよね。私の周りでも結構いたりするんで。
嫌いな理由はいくつかありますが、全てに共通するのは「不快」とう事。
うーん、確かにそれは否定はしないけど・・・肯定もしないかな。
私は意外と快適に過ごせたりします。
(決してビジネスクラス以上の事ではありません)
では、その「快適に過ごすコツ」とは何か?
私がよくアドバイスする内容を、事例を交えてお伝えしようと思います。
勝負は飛行機に乗る前から既に決まっている!
それはズバリ「座席選び」です。
もう、ある意味これが快適に過ごせるか否かが決まります。
必ず航空券を取るときには、座席位置を確認しましょう。
追加料金無しで事前に座席の選択ができるなら、必ずしましょう!
「飛行機のチケットを取ったはいいが、座席位置もう最悪!
中国人の団体の真っ只中に入ってしまい、もううるさくて仕方なかった!」
と言う人もいました。
この人の座席はチェックインカウンターで初めて指定したということでした。
空席が多い時期ならまだいいですが、繁忙期や搭乗率が高い時にはこれは危険です。
もし、そういう搭乗率が高い時期なら、有料でも必ず座席を事前に指定することをオススメします。
有料と言っても1,000円程度の僅かな料金です。
それで快適性が買えるなら安い買い物ですよ。
では、どの座席を取ればいいのか?
私なりの「機内を快適に過ごす座席選びのコツ」をお伝えして行きます。
選ぶのは窓側?それとも通路側?
好きな方を選べばいいです。
と、本当は言いたいとこなんですが、それを言うと終わってしまうんで真面目に書きます。
フライト時の座席ですが、国内線と国際線を分けて考える人もいるかと思いますが、それはオススメしません。なぜかと言うと、距離や時間帯によって条件がかなり違ってくるからです。
なので私は以下のような条件で選ぶ座席を分けます。
「フライト時間が長いか短いか」
「フライトが昼か夜か」
「寒さに強いか弱いか」
「大きな手荷物があるかないか」
あと、これらを踏まえた上で1つ重要な事があります。
それは「トイレ」に行く時です。
通路側はそのまま座席を離れてトイレに行けますが、窓側は通路側の人に席を立ってもらわないとトイレに行くことは難しいです。また、トイレ事情は個人によって違います。この「トイレ」事情を頭に入れておく必要があります。
「フライト時間が短いか長いか」
・フライト時間が短い場合:窓側の席
・フライト時間が長い場合:通路側の席
これはトイレへ行く頻度が関係してきます。
トイレに一度も行かない距離、もしくは一度ぐらいしか行かない距離なら、窓側でも問題はないです。
これが10時間を超えるフライト時間なら通路側がオススメです。
個人差にもよりますが、2〜3時間が1つの境い目だと思います。
「どうしても見たい景色がある!」と言う人以外は、これを基準に選べば問題はないと思います。
「フライトが昼か夜か」
・フライトが昼間:窓側
・フライトが夜間:通路側
窓側のメリットは何と言っても「外の景色が見れる事」です。
昼間は景色が楽しめますが、夜間は離着陸時と上空から見る都市の夜景以外は、ほぼ真っ暗闇です。
(まぁ、昼間も国際線なら雲しか見えませんが…)
正直な所、それほど外って見ます?
多分、見ないと思います。
なので、ここは昼夜はあまり関係なく、
「見たい景色があるか否か」で選ぶのが一番です。
あるなら「窓側」
なければ「通路側」
これでOKです。
「寒さに強いか弱いか」
寒さに強い場合:窓側
寒さに弱い場合:通路側
これは意外と盲点かもしれませんが、窓側は寒いです。
理由は、窓があるためです。窓は二重になっているので温度変化には強いですが、フライト中の外気温はマイナス50度の世界!!必然的に窓側はひんやりしてきます。
(私もこれで鼻がぐずぐずになりました)
もし「寒いのはダメ!」という人
素直に通路側を選んで下さい。
「大きな手荷物があるかないか」
・手荷物がある:通路側
・手荷物がない:どちらでも
これは座席上の収納を使うか使わないかで判断して貰えればいいです。
収納を使う人は、断然に通路側をオススメします。
とにかく窓側は上の収納に入れている荷物は取りにくいです。
特に、飛行機から降りる時は、通路側に座ってる人がいなくなるまで荷物を取り出すことができないです。(できなくはないが難しい)
早く降りたい方は勿論のこと、降りる人の流れを遮って荷物を降ろせる強い心の持ち主以外は、無難に通路側を使いましょう。
上の収納を使わない人は、通路側でも窓側でもお好きな方を使って下さい。
選ぶのは前方の席?それとも後方の席?
これは圧倒的に「前方」をオススメします。
理由は単純に「降りる時に早く降りれる」です。
あとは意外ですが「機内食が好きに選べる」から。
では、この2つを掘り下げて行こうと思います。
「降りる時に早く降りれる」
飛行機を降機するに当り、急ぐ必要はありません。
ただ、なるべく早く降機する事をオススメします。
その理由は、国際線の場合「入国審査」があります。
ただでさえ時間がかかるのに、機内後方に座っていると、降機するまでに時間がかかります。そうなると先に降機した人達の列の後ろに並ばなければいけなくなります。
入国審査は何も自分達の便の人達だけではないです。
運悪く到着時間が重なると、下手すると1時間以上待たされる事もあります。
並ぶの、嫌ですよね!
(私は嫌です)
あと、飛行機は前方から搭乗&降機するのが基本ですが、極稀に例外もあります。
「機内食が好きに選べる」
これは意外に知らない人もいるかと思います。
機内サービスは基本的に前から順番に行います。
厳密に言うと、「各担当ブロックの前から後ろにサービスを行う」です。
なので、後ろよりも「先にサービスが受けれる=まだ残っている」という事になります。
もし、機内食を選びたいという人は、前の方に座りましょう。
確実に食べたいものを食べたい人は、事前に「特別食]をオーダーしておくのもいいでしょう。
これは、ベジタリアンや糖尿病食やアレルギー持ちなどを、航空会社に事前に伝えておくと、それに合った特別食が個別で運ばれてきます。
勿論、ドリンクサービスも前の方から順に行われます。
非常口前の座席ってどーよ?
非常口前の座席は、前方の座席がないので、足元がかなり広いです。
この座席の特徴でありメリットは、「足元が広い」という事です。
特に国際線の大型機材はかなり広かったりします。
が、それ以外はあまりメリットはないと個人的に思います。
・足元に荷物が置けない。
・空気の通りが良いので寒い。
・利用に際しての制限がある。
等々・・・
これらデメリットの方が多いです。
私も以前使ってことがありますが、確かに足物が広いのは嬉しいですが、それ以外の面では正直あまりメリットは感じませんでした。特に足元に荷物が置けないという事は、ちょっとした荷物も全て座席上の棚に入れておく必要があるので、とても不便に感じました。
また、「利用に際しての制限」ですが、非常時に客室乗務員のサポートをする必要があるので、この座席の使用条件として「英語を話せる事」が前提となっていたりします。
「非常口席は足元が広い」
だけで単純には選ばない方がいいです。
気軽に靴も脱げないのはちょっとねぇ~
「エコノミー・ファースト」とは?
「エコノミー・ファースト」とは、新しい客席タイプではありません。
これは、エコノミークラスの座席で、横一列自分以外に誰もいない状態の事を言います。
「自分以外誰もいない=その座席全て使える=横になって寝れる」
「横になって寝れる=ファースト」というとこから来た造語です。
横4席の座席配置ですと、完全に横になって寝れる広さです。
4席ぶち抜きで1人で使えるのは、何とも贅沢ですが、こういう事が出来るのはかなり希です。
一応、狙ってできなくはないですが、確実性はないです。
ちなみに、私は過去に数回ありました。
※この話は後日しようと思います。
エコノミークラスなのにフルフラットで寝れる・・・最高の贅沢ですよ!
まとめ
飛行機は苦手な人は苦手だと思います。
そうでない人でも、長時間のフライトはさすがにシンドいと感じることでしょう。
もし、機内で本当に快適に過ごしたいなら、
ビジネスクラス以上に搭乗するのも1つの手だと思います。
ただ、大部分の人はエコノミークラスを利用します。
この限られた中で以下に快適に過ごすかが大事です。
もし座席選びに迷ったのなら、
「真ん中の座席ブロックの通路側」を選ぶといいでしょう。
移動中の機内でいかに快適に過ごすかが、旅の満足度に繋がると私は思っています。