ドバイホテル滞在記:カールトン・ホテル・ドバイ
ドバイには多くのホテルがあります。
ホテルのランクもピンきりで、最高ランクの5つ星ホテルだけでも本当に数多くあります。
今回は、比較的リーズナブルなホテルが多い「シティーエリア」にあり、5つ星ホテルでありながら、価格が安く一定以上のクオリティーがあるホテル。「カールトン・パレス・ホテル」をお伝えしていこうと思います。
ホテルの立地と概要
>
「カールトン・パレス・ホテル」はドバイ国際空港がある、ドバイでは比較的古い地域にあります。
このホテルの特筆すべきは「物価が安いこと」です。
街中の飲食店は他のエリアと比べるとかなり安いので、この辺りで食べるなら滞在中の食費はかなり抑えられます。
この辺りの店は、最初はとても入りづらそうな雰囲気があったりしますが、入ってみると意外と親切だったりするので、通り沿いの店を一度覗いてみるのもいいでしょう。
このエリアで慣れると、街中のモール内にあるフードコートの店の値段すら高く感じてしまします。
ドバイ国際空港からタクシーで約8分。ほぼ一本道でホテルまで行けます。
また、メトロ駅「Al Rigga」から徒歩約10分の立地と、メトロを利用するにも十分徒歩圏内と便利な立地となっています。
ダウンタウンへのアクセスも容易で、メトロは元よりタクシーでも大通りに面しているので、思った以上に気軽に行ける立地です。
エントランス
ホテルのエントランスに到着。
外見はとてもシンプルで、ホテルの入口という感じはほとんどしません。
ドバイのシティーエリアにあるホテルは、大きなホテル以外の殆どが街の中に溶け込んだ造りになっているので、それほど珍しいことではありません。
このホテルは通り沿いに建っていますが、目の前の道が支路になっているので、乗り降りはしやすいです。
中に入ると、エントランスホールは外からでは想像ができないぐらいに豪華な雰囲気になってます。特に、この真正面にある2つの階段が、何か結婚式場を感じさせるデザインになっているなと思いました。
エントランスホール入って左側にフロントがあります。
さっそくチェックインを伝えると、手慣れた様子ですぐに手続きをしてくれました。今回はまだ客室の準備ができていなかったので、30分ぐらい待つことになりました。
客室へのエレベーターは、フロント向かって右側奥。ちょうどエントランス入った正面向かい側にあります。
では、さっそく客室へと移動します。
客室
客室階に到着。客室階の造りは内部が吹き抜けとなっています。ドバイではこのようなタイプのホテルは今は少なくなってます。シティーエリア以外のエリアでは珍しくなってます。個人的には好きな造りです。
客室へ到着。さっそくカードキーで中へと入ります。中は入り口左側にクローゼット、右側にバスルーム、奥にベッドルームがります。
入口側から見たベッドルーム。
奥に長い形い客室は、ウッドが特徴的な落ち着いたトーンの客室になっていて、モダンと言うよりもトラディショナルな雰囲気が漂っています。
客室の広さ:32㎡
客室タイプ:デラックスルーム
ホテルグレード:5つ星
ベッドサイズはキングサイズ。2人で寝ても問題ない広さだと思います。写真で見ると見た目は少し狭く感じますがサイズはキングでしたので、ご安心下さい。また、ベッドの寝心地も特に問題なく熟睡できました。
何気に気になったのが、ベッドの上に飾られてた絵です。
なぜ「金閣寺」!?意味不明・・・でも、意外とマッチしてました。
ベッド脇のサイドテーブルは、電話とメモとテーブルランプがスペースを占めていて、物がほぼ置けない状態です。一応、コンセントがあるのでスマホの充電ぐらいはできそうです。
入口側のベッド脇にはデスクがあります。コンセントは残念ながら天板周りには見当たらず、足元にあり少々使いづらいです。
窓側には2人掛けソファーがあります。
写真は撮っていませんが、この客室にはバルコニーはなく、窓も開きませんでした。
ベッド正面にあるテレビ。テレビの下は回転台になっているので、左右に角度が調整できます。テレビ台の中はミニバーになっています。
テレビ台の上には乗っているこれらの物は、全て無料です。水やコーヒー&ティーバッグ類は足りなくなれば補充してもらえますので、足りなくなったら気軽にスタッフに言って下さい。
テレビ台の下は収納スペースとミニバー類があります。こちらに置かれている物は基本的に有料なので、ご利用の際にはご注意下さい。
入り口側にあるクローゼットはそれほど広くはありませんが、2人で使う分には十分だと思います。
バスルーム
バスルームは若干古めですが、全面白いタイルなので明るく感じます。トイレはセパレートタイプではありません。
バスルームの左側にはシンプルなシングルタイプの洗面台と、シャワーブースがあります。このシャワーブースですが、立て付けがあまり良くありませんので、水漏れに注意して下さい。
バスタブにはカーテンなど仕切るものがありませんでした。また、シャワーブースまでの距離があるので、バスタブから移動する場合は床が確実に濡れます。
このホテルのバスルームの注意点、というか、滞在するホテルがこの様な床の場合に共通する事ですが、床が素材的に物凄く滑りやすいので、水滴などにじゃ十分注意して下さい。
ちなみに、私はここで転倒して背中を強打しました。
Wi-Fi
宿泊者は無料でWi-Fiが使えます。
接続方法はチェックイン時に教えてもらえますが、スタッフが伝え忘れている場合もよくあるので、お伝えしておきます。基本的にはどのホテルも接続方法は似たような方法なので、パターンを覚えておくと便利です。
ホテルのWi-Fiに接続すると、接続案内に飛びます。
ホテルのWi-Fiに接続すると、接続案内の画面に切り替わります。
カールトン・パレス・ホテルは「日本語」の言語設定がありますので、接続するデバイスの言語設定が日本語になっていれば自動的に日本語になります。もし日本語になっていなければ、画面上部のタブから「日本語」を選択して下さい。
画面をスクロールして、一番下の「ご宿泊のお客様」の「選択→」をタップします。
次に下の写真右側のような画面に変わったら、客室番号の箇所に客室番号を、「予約番号」の箇所にゲスト名のラストネーム(例「山田太郎」なら「yamada」)を入力して「NEXT」をタップします。
私が滞在した時はチェックイン時にスタッフが「Wi-Fiは客室番号とラストネームを入力してね」と言われました。変更している可能性があるので、滞在時には確認することをオススメします。
接続が完了すると、右側の様なホテルのサイトが表示されます。
なお、回線速度は測定し忘れました・・・
感覚的には、速度はそれほど速くはなかったですが、特別不便もありませんでした。
朝食
朝食は1階のエントランスホール右側にあるレストランで食べることができます。
レストランの入り口にはスタッフがいますので、客室番号を告げて入って下さい。座席へと案内されます。
料理の種類は、野菜類、フルーツ類、ハム・チーズ類、温かい料理類とバランスよく種類がありました。
パン類やシリアル類と、卵料理を作ってくれるコーナーです。そのすぐ隣にパンケーキやワッフルは焼いたものが置いてありますが、スタッフに言えば新しく焼いてくれます。
レストラン自体はそれほど広くはありませんので、時間帯によっては混み合う可能性はあります。私の滞在中は7時台の後半から8時代前半に朝食を取りましたが、特に混み合うことは無かったです。
個人的な感想は、宿泊料金やレストランの広さの割には種類は充実していたと思います。その辺は5つ星ホテルってとこですかね。
ホテル周辺
最寄りのメトロ駅「Al Rigga」からは徒歩約9分でホテルにいけます。
距離としては微妙にありますが、暑い夏場に歩くのはシンドいですが、過ごしやすい時期なら問題なく歩けます。道順もほぼ1本道と単純ですので、迷うことはないと思います。
ホテルの裏通りにはスーパーマーケットがあります。
裏口から出て道を挟んだすぐ向かい側にあります。24時間営業ではありませんが、夜遅くまでやっていますので、滞在中はありがたい存在になるでしょう。
まとめ
カールトン・パレス・ホテルは、シティーエリアのデイラという場所柄もあり、5つ星でありながら、いつもリーズナブルな価格で提供されています。
「格安な5つ星ホテル」
「ドバイ国際空港から近い」
「メトロ駅徒歩圏内」
以上の条件を求める人なら、このカールトン・パレス・ホテルは滞在候補の1つに入れてもいいのではないでしょうか。
ただ、シティーエリアにあるホテルはドバイの初期の頃に建てられた物が多いので、どうしても施設が古くなりがちです。このホテルも例外ではありませんが、手入れはされています。
綺麗で豪華なホテルを体験したい人は、選ばないほうが無難です。
逆に、短期滞在や、少しでも滞在費を浮かせたいが5つ星ホテルがいい。という人にはススメられるホテルと言えるでしょう。