ドバイでEtisalatのSIMカード購入後、データプランをスムーズに使う方法
以前、ドバイの通信事情をお伝えしました。
その時は、SIMカードを入手方法、2大通信キャリア、各種プランと簡単な契約方法とお伝えしました。
だが、実際にSIMカードを入手したのはいいが、データプランを契約できなかった場合、結構困ってしまうのではないでしょうか?
一応、キャリアショップには各プランの冊子が置いてあるので、英語が分かる人はそれで何とかはなるとは思いますが、英語が分かっても、いわゆる「ネット系に弱い」人は正直意味不明になるかもしれませんよね。
では、どうやったらいいのか?
そこで、実際の画面を使って説明して行こうと思います。
キャリアショップ以外でのプラン契約方法
海外の通信事業者(いわゆる「キャリア」)での各種プランの変更・追加・残額確認などは、基本的にSMSかダイヤル(電話)で行います。
料金がチャージされていれば、SMSかダイヤルですぐにプラン契約ができます。
なので、データ残量がなくなった場合、いちいちキャリアショップへ行かなくても、料金残高があればその場で追加契約ができます。
ここで、1つ注意。
プラン変更や残高確認などを行う場合は、必ずダイヤルで行って下さい。
SMSは極力使わないで下さい。
SMSは使わない事!
何故SMSは使っていけないのか?
その理由は、課金される可能性があるからです。
ダイヤルの場合、「*170♯」など、特殊なキー操作を行いますので、一般回線に繋がる
事はまずありません。キャリア特定番号は料金がかかりません。
(ドコモの151、auの157と同じです)
SMSの場合、基本キャリアの特定番号なので課金される事はないです。
が、実は失敗した場合、キャリア特定番号でも課金されることもあります!
これ、実際に私が経験しました。
しかも、1度だけではないです。
1通の料金はほんの数円レベルですが、この数円でプランが契約できない事になります。
1GBのウィークリープランを契約しようとAED50をチャージ。
(このプランがAED50なので)
そして、SMSで書かれている通りに送っても、一向に「成功した」とメッセージが届かない。
もう一度やってもダメ。仕方ないからダイヤルでやってみると「そのプランは残高が足りません」と。
慌てて残高確認したら、何と減っているでは!!
逆算したら、1通あたりのSMSの料金×2倍だったので、マジでやられたって感じです。
その経験から、確実に大丈夫という状態でない限り、SMSでの照会はしないようにしました。
通信キャリアは「Etisalat」一択で
私がドバイでオススメするキャリアは「Etisalat」です。
理由は、カバレッジエリアの広さと通信速度の速さと安定性。
速度は日本の通信キャリアよりも遥かに速く安定しています。
(2017年2月現在)
もう1つのキャリアの「du」も決して悪くはありませんが、はやりEtisalatと思うと、どうしても見劣りしてしまいます。
料金は若干duの方が安いですが、それも数百円の差ですので、少しでも快適なドバイライフを送るなら、Etisalat一択で問題はありません。
難点としては、ショップがduより混んでることかな。
ま、最近はduも混んでるけど・・・
ここでは、Etisalatのデータプランの契約方法をお伝えしていきます。
もし「どうしてもduがいい!」という方は、申し訳ありませんが他を当たって下さい。
データプランの契約方法
先程、「ダイヤルで行って下さい」とお伝えしました。
それを見て「えぇー電話するの?私英語ムリー!!」と思った方いると思います。
大丈夫です、通話する訳ではありませんから!
単に、電話回線を使って契約を行うだけですから。
それでは説明していきます。
まず、電話アプリで「*170♯」と画面のように入力し、通話をタップして下さい。すると、「お待ちください…」と日本語で表示されます。この画面がでたら成功です。しばらくすると、以下のメニュー画面になります。ここからは英語ですが、大丈夫です。色んなメニューが出てますが、短期間のデータプランは「3」の「One-time Packs」ですので「3」を入力して「返信」するとプランが出てきます。1日か1週間か1ヶ月か選択します。
普通の旅行者(およそ1週間以内)の滞在なら2の「One Week Packs」で十分です。
私は大体One Week Packsの1GBプランが多いので、ここでは「2」を選び「返信」
次の画面に移ると、One Week Packsのデータ容量と料金の一覧が出ます。私のオススメは「3」の「1GB for AED 50」ですね。これが短期滞在者で最もコストパフォーマンスが高いプランです。
なので、「3」を選んで「送信」「3」を選んで送信すると、確認の内容になります。
ここではプランの簡単な説明と料金が表示されます。問題があれば「0」でメニューへ戻るか、通話を切って下さい。このプランで問題なければ「1」を選んで「返信」しばらくすると、「etisalat INF」から以下のようなSMSが届きます。内容にプランの名前と「completed successfully」とあれば成功です。
これで無事にデータが使えるようになりました。
データ残量の確認方法
無事にデータプランが契約できたので、しばらくは問題なくネットが使えると思います。
ただ、旅の終わりの方になると、「あとどれぐらい残っているのだろう?」と心配になってくるのではないでしょうか?
一応、データ容量が残り20%と10%になるとEtisalatから以下のようなSMSが届くので、ある時突然「ネットが使えなーい!」って事はありません。でも、やはり「現時点でどれぐらい使えるのか?」は知りたいですよね。
その方法を同じく画面でお伝えします。
先程と同じく電話アプリで「*170♯」と入力し、メニュー画面を出します。
ここで先程は「3」でしたが、今回はデータ残量の確認ですので、1の「Data Inquiry」になりますので「1」を選んで「送信」すると以下の画面になります。
「間もなくデータ消費に関してのSMSが届きます」とあるので、暫くすると・・・「etisalat INF」からSMSが届きます。SMSにはデータ消費量が表示されています。
データ残量ではなく「データ消費量」ですので、くれぐれもお間違いなく。データ残量がなくなってしまった場合、チャージ(現金)残額が残っていれば、再びデータプランを追加契約できます。
残額のリチャージ方法
もし、残額がない場合は、キャリアショップか街のスーパーやコンビニでキャリア名とチャージ額を伝えればチャージする事ができます。
とは言うもの、キャリアショップでチャージもしくは契約した時のように、自動で自分のアカウントにチャージされる訳ではありません。
スーパーなどでチャージを伝えると、以下のようなレシートが貰えます。
店ごとに若干デザインは違ってきますが、基本はキャリアマークと名前が1番頭にきて、その下に金額と番号は記入されています。チャージ方法は、電話アプリで「120」とダイヤル。
その後、レシートに書いてあるPIN番号(レシートの920で始まる数字)を入力すると使えるようになります。
どの店でチャージしても、必ずレシートにチャージ方法が書いてあります(簡単な英語ですが)ので、「チャージ方法が分からな―い!」って場合でもご安心下さい。
アラビア語なら諦めて下さい(笑)
まとめ
Etisalatのデータプラン契約、データ残量確認、リチャージ方法をお伝えしました。
どの国でもそうですが、ネット環境が整っているか否かで旅の便利さが格段に違ってきます。
ドバイはネット環境はかなり整っている国の1つです。
街中ではフリーのWi-Fiが飛んでたりと、旅行者にとって整った環境となっていますが、一歩外れると当然Wi-Fiは飛んでいません。
ただ便利なことに、ドバイ(UAE)は砂漠でも普通にネットは繋がるので、SIMカードを契約していると問題なくネットが使えます。通信環境はかなりいいです。
夕方のドバイ・モールでスピードテストをしてみても、驚くほどの爆速です!!
ドバイにおいてSIMカードを手に入れる=快適なネット環境が整うと言っても過言ではないです。
旅先でアクティブに動き、リアルタイムで他の人と体験を共有したい方は、是非現地でSIMカードの契約することをオススメします。