「オンラインチェックイン」はメリット満載!飛行機に乗る時は必ず行おう!
皆さんは「オンライン・チェックインが開始されました」というメールを見たことがありませんか?
あまり飛行機に乗らない人は「何だろう?」と思ってスルー。それなりに飛行機に乗る人でもやってない人がいると思います。
これは「オンラインチェックイン」というもので、飛行機に乗るときにカウンターで行う手続きを、事前にご自身で行うシステムです。
なお、言い方は「Webチェックイン」など航空会社によって若干違ったりしますが、ここでは「オンラインチェックイン」という言葉で統一します。
この「オンラインチェックイン」は、簡単に手続きが行える割には、非常に便利ですので、私は必ずやってます。ただ、以外にやっていない人が多いようですので、そのメリットをお伝えしていこうと思います。
オンラインチェックインの利点
オンラインチェックインはとても便利です。
ただ、それをしなくても特には問題になることはありません。当日チェックインカウンターへ行けば通常通り発券はしてもらえますし、フライトも問題なくできますので、人によっては必要性を感じないかもしれません。
だけど、より快適なフライトを希望するなら、オンライン・チェックインは確実にやっておいた方がいいです。
では、どんなメリットがあるのか?
多くのフライトを行っている私の主観ですが、以下の点が便利だと挙げられます。
・座席指定ができる
・モバイル搭乗券が発行される
・チェックインカウンターに並ばなくていい
・チェックインカウンターでの手続きが早い
では、これらを順番に説明していこうと思います。
いつから始まる?
まず、その前に、オンラインチェックインがいつから始まるのか?それを簡単に説明します。
航空会社によって時間はまちまちですが、多くの航空会社は出発前の48時間前や24時間前から手続きが開始され、大体フライトの1時間ぐらい前に締め切られます。
主な航空会社のオンラインチェックイン開始と終了時間は以下の通りです。
※2018年10月現在
【日系】 | ||
航空会社名 | 開始時間 | 終了時間 |
JAL | 24時間前 | 1時間前 |
ANA | 24時間前 | 75分前 |
【アジア系】 | ||
航空会社名 | 開始時間 | 終了時間 |
キャセイパシフィック航空 | 48時間前 | 90分前 |
マレーシア航空 | 48時間前 | 90分前 |
シンガポール航空 | 48時間前 | 2時間前 |
タイ国際航空 | 48時間前 | 2時間前 |
チャイナエアライン | 24時間前 | 90分前 |
【アメリカ系】 | ||
航空会社名 | 開始時間 | 終了時間 |
アメリカン航空 | 24時間前 | 2時間前 |
ユナイテッド航空 | 24時間前 | 1時間前 |
エア・カナダ | 24時間前 | 1時間前 |
デルタ航空 | 24時間前 | 1時間前 |
【欧州系】 | ||
航空会社名 | 開始時間 | 終了時間 |
ブリティッシュエアウェイズ | 24時間前 | 1時間前 |
フィンエアー | 36時間前 | 2時間前 |
ルフトハンザドイツ航空 | 23時間前 | 75分前 |
オーストリア航空 | 72時間前 | 1時間前 |
エールフランス | 30時間前 | 2時間前 |
KLMオランダ航空 | 30時間前 | 1時間前 |
【中東系】 | ||
航空会社名 | 開始時間 | 終了時間 |
エミレーツ航空 | 48時間前 | 90分前 |
エティハド航空 | 24時間前 | 2時間前 |
カタール航空 | 48時間前 | 90分前 |
なお、変更する場合がありますので、最新情報は登場前にご自身でご確認下さい。
座席指定ができる
座席指定は絶対に活用すべきです。
フライトにおいてどの座席を取るかは、そのフライトが快適になるか不快になるかは本当に座席次第ですから。
事前に座席の指定をしてないまま当日チェックインカウンターに行った時は、既に真ん中の席しか空いていなくて窮屈な思いをした・・・という人はいると思います。
こういう事態を回避するためには、できる限り事前に座席指定をする事をオススメします。今は購入時に座席の指定ができる場合が多いので、その時に座席指定をしておけば、オンラインチェックインし忘れても最悪の事態は回避できます。必ず活用しましょう。
ただ、購入時にできる事前の座席指定に関しては、航空会社によってルールが違います。
主な内容以下の通りです。
上級会員以外には有料。
よい座席は有料。
安い航空券の場合は有料、又は指定できない。
決められた範囲しか指定できない。
などなど、色んな制限があったりして、全ての座席を無条件に事前指定はできません。
特に「1A」は絶対に事前には指定できない事で有名です。
それがオンライン・チェックイン時には、有料だった席が無料で開放(全てではありません)されたり、より多くの範囲の席が選択可能になったりするので、事前に指定した席がイマイチな場合は、この時に見てみて変更ると良いでしょう。
ちなみに、先程の「1A」もこの時に開放される事が多いです。
モバイル搭乗券が発券される
これもかなり便利です。
モバイル搭乗券は、搭乗する航空会社のアプリを持っていると、Walletなどに搭乗券を追加する事ができます。
それさえあれば、チェックイン・カウンターに寄らなくても保安所から出国〜搭乗ができますので、荷物が小さくて機内持込みサイズの人は、空港に着いてからかなりスムーズに搭乗までいけます。
また、預ける必要がある荷物(受託手荷物)がある場合は、チェックインカウンターに行く必要がありますが、手続きは未チェックインの人よりも早くなります。
「オンラインチェックインしたけど紙の搭乗券が欲しい!」という人は、安心して下さい。チェックインカウンターに行けば通常通り紙の搭乗券を発行して貰えます。
私は国内線にはモバイル搭乗券を使って乗ってますが、国際線のフライトは紙の搭乗券が欲しいので、オンラインチェックインしていても必ずチェックイン・カウンターに向かいます。ただ一度だけ全行程をモバイル搭乗券のみで乗った事がありましたが、それはそれで快適でした。
が、やっぱり紙の搭乗券は欲しいですね(笑)
あと、モバイル搭乗券は全ての空港で利用できる訳ではないので、詳しくはご自身が搭乗する各航空会社のHPをご参照ください。
チェックインカウンターに並ばなくていい
前項と被りますが、「モバイル搭乗券が利用できる=チェックインカウンターに並ぶ必要がない」という事が言えます。既に手元に搭乗券があるので、わざわざチェックインカウンターに行く必要はありませんよね。
空港に到着すると大概チェックインカウンターにできている長蛇の列。あの列を何とか回避したいと思ったことは経験した人なら誰でも分かるはずです。
それがオンラインチェックインをすれば並ばなくても良くなるなら、事前に手続きした方がいいのは明白ですね。
勿論、預け入れる荷物がなかったり、紙の搭乗券が不要な人が対象になります。
チェックインカウンターでの手続きが早い
これも何気にありがたいです。
待つのが嫌いな人には特にオススメです。
荷物の預け入れがある人は、チェックインカウンターに行く必要がありますが、その手続を大幅に短縮ができます。オンラインチェックインをする(した)時に、パスワード番号など搭乗者の情報を事前に入力して提供しておくと、パスポートを受け取り情報を照会し、行き先を確認と預け入れ荷物があるか否かぐらいで、搭乗券を発券してもらい終了になります。
特に問題や要望がなければ、すぐに終わります。
大概、先に手続きしていた人達よりも早く終わります。
これがオンラインチェックインしていないと、それなりに時間がかかると思います・・・って、実は私、オンラインチェックインができる場合は必ずしているので、していない時の事は覚えていません。かなり昔のことですので・・・多分、早いハズです、はい。
また、最近は「Web Check-in」や「Baggage Drop Only」といったオンライン・チェックイン専用の受託手荷物物専用カウンターがありますので、そちらを利用すれば、列に並ぶこともなくスムーズに預け入れる事ができます。
まとめ
今はほどんどの航空会社でオンラインチェックインができます。
空港での時間節約ができたり、フライトを快適にするためには、欠かせない事となっているのがお分かり頂けたと思います。
特に座席に関しては、航空券の種類や航空会社によっては、チェックインをしないと座席の指定ができなかったり、無料で指定ができない場合があるので、それらを求める人はオンライン・チェックインすることを強くオススメします。
ほんの少しの差で快適な空の旅を過ごすことができます。
次のフライトには是非「オンラインチェックイン」をしてみてはいかがでしょうか。