悲報!!エティハド航空、たった1フライトで上級会員になれるステータスオファーの利用規約を変更!
昨日の投稿で、「中東三大キャリアの1つエティハド航空が、たった1フライトするだけで、同社のマイレージプログラム「エティハド・ゲスト」の上級会員になれるプロモーションを開始した」とお伝えしました。
内容は、「The Times」の読者向けにエティハド・ゲストの新規登録者は、1フライトすれば、エコノミークラスなら「シルバー」、ビジネスやファーストクラスなら「ゴールド」のステータスが付与されるというもんでした。
「たった1フライトで上級会員になれる」
というお手軽さと、名古屋~北京の、いわゆる「以遠権フライト」を利用して、たった1日で一発ゴールド会員取得できるという事で、個人的にかなりオイシイ内容と盛り上がっていました。
が、1日たって何やら暗雲が漂うどころか、全くうまみが無い内容となってしまいました・・・
致命的な「利用規約の変更」
完全にやられました・・・
基本的な内容は変わりませんが、たった1か所の追記が「誰でもなれる破格のオファー」とは程遠いものにしてしまいました。
その内容はコチラです。下線部分が追記された箇所です。訳すと「イギリスから出発した往復チケットじゃないとダメね」って事です。
分かりやすいように、Google Chromeの自動翻訳機能で翻訳された昨日の内容と今日の内容を並べてみますね。
そう、「イギリス発着」じゃないとダメになったんですよ!
これで多くの日本人には縁遠い内容になってしまったという事です。
期待させといて!
マジでクソがぁーーー!!!
ですワ、ホント・・・
何故かって?
説明するまでもないですが、普通の方がわざわざイギリスまで行ってからアブダビまで行く?アブダビ経由でどこかに行く?って話です。
勿論、ヨーロッパ在住の方や、何かのついでがある方や、私のような変わり者ならイギリスからアブダビ(自分の場合はドバイ)まで行く可能性は十分にありますので、まったく縁がない話ではないとは思います。
ただ、それは「シルバー会員」を目指すのならの話です。
「ゴールド会員」になるには、相当ハードルが高くなります。
何故か?それは「ビジネスクラスの料金」というハードルです。
どれぐらいハードルの高さが上がったのか?
では、実際にどれぐらい「残念」になったのか?
早い話が「10万円でゴールド会員は無理!!」になりました。
日本に住んでいる方なら、名古屋から北京まで飛べばたった1日(わずか16時間)と約10万円でゴールド会員の恩恵が受けれるハズが、出発地がイギリスとなったので不可能になりました。
更に、イギリス(特にロンドン)は各航空会社にとって最も人気のある路線の1つです。
1日何便も出ていることが普通なぐらい昔から人気がある路線です。
という事は、「利用客が多い=料金も強気=高い」というのは誰が見ても明白です。
シルバー会員の場合はエコノミークラスの搭乗なので、料金は日本発着とそれほどは変わらないと思いますが、問題はビジネスクラスです。数十万円は行くでしょう。10万円とかは価格エラー発券じゃないと無理な話です。
実に残念・・・
では、実際にどれぐらいの料金がかかるのか?
どれぐらいハードルが高くなったのか?
ちょっと調べて「現実」を見てみましょう。
どれぐらいコストがかかるのか?
●検索その1
フライトルート:ロンドン・ヒースロー(LHR)~アブダビ(AUH)
まずエコノミーから調べてみます。
日付はテキトーに選んで(2/11~14にしました)エティハド航空を指定して検索。¥46,800でした。結構安いですね~!日本と思うと2万円ぐらいは安いです。
これでシルバー会員が手に入るなら、決して悪くはないんじゃないかと思いました。
(あ、勿論、ロンドンに行くまでの旅費は別にかかります)
次にビジネスクラスを調べてみます。日付は同じ2/11~14¥241,282でした。ん?思ったよりも安い!?ってのが最初の印象でした。人気都市なのでもっとするかと思ってましたから。
って事で、調子に乗って色々と試してみる事にしました(笑)
●検索その2
フライトルート:ロンドン・ヒースロー(LHR)~成田(NRT)
まずはエコノミークラスから。
日程は同じく2/11~14です(特に理由はありません)¥83,590ですが、乗り継ぎが良い便ですと¥91,662です。ま、こんなもんでしょうかね。若干高い気もしますが・・・
では、次に同じ日程でビジネスクラスを調べてみます。