ドバイホテル滞在記:アヴァニ・デイラ・ホテル
数多くのホテルが存在するドバイ。
ドバイに訪れる人の目的も様々で、人の数だけニーズが存在すると言っても過言ではないです。
今回は
「格安な5つ星ホテルで、メトロ駅やドバイ国際空港に近く、トランジットなどのショートステイに最適なホテル」をご紹介します。
それが「アヴァニ・デイラ・ホテル」(旧モーベンピック・デイラ・ホテル)です。
このホテル、実は以前から気になっていました。
その理由は、某旅行予約サイトで航空券とのセット価格で必ず5つ星ホテルの上位で出てくるのが、このホテルだったからです。
では、さっそくお伝えしていこうと思います。
ホテル概要(立地)
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「アヴァニ・デイラ・ホテル」はドバイ国際空港からタクシーで約12分の場所に位置し、近くにメトロ駅がある便利な立地のホテルです。
また、ダウンタウンに向かう大通り沿いににも面しているので、タクシーでダウンタウンへ行くのも便利な場所とも言えます。
最寄りの駅は「Abu Baker Al Siddique 」
駅からホテルまで徒歩約5分。駅とホテル間はほぼ直線なので距離は近いですが、大通りを1本渡る必要がありますので、距離の割には時間が多少かかります。
あと、この辺りは業者の卸街のような場所なので、一般人(特に旅行者)が行ける店はほとんどなく、飲食店も少ないですが、ホテルのすぐ裏側には小さなスーパーマーケットがあるので、滞在中は色々とお世話になるかと思います。また、ホテルの正面向い側には小さなショッピングモールもあります。
エントランス
タクシーでこのホテルへたどり着くには、少々面倒な場所にあります。
その理由は、ホテル周辺の道が一方通行ばかりだからです。なので一度ホテルを大きく通り過ぎてから、次の交差点をUターンして戻ってくる必要があります。
ドバイのは結構一方通行の場所が多く、意外と不便だったりします。
もし、目的地を通り越しても、道を間違えたり遠回りしている訳ではありませんので、安心して下さい。
ホテルに到着し、さっそく中へと入ります。
エントランスホールは白を基調にシンプルでスッキリしており、その分中は広く感じ、ゆったりめの椅子もあるのもいいです。ただ天井は低めですので、開放感は思ったよりありません。
到着して正面入口から入ると目の前がフロントになってます。さっそくチェックインを伝え、チェックイン手続きを行います。
今回はまだチェックインの準備ができておらず、準備ができ次第案内するという事なので、近くのチェアで待つことにまりました。
ちなみに、客室へのエレベーターは、ちょうどフロントの裏側にあり、フロント右側の通路から奥に行けます。
エントランスホールには多くの1人がけソファータイプのチェアがあります。1つ1つの間隔はゆとりがあるので、見知らぬ人と隣同士になっても、気になることは少ないと思います。
ソファーで小1時間待ってましたがなかなか呼びに来ないので、こちらからまだかと伝えたところ、既に準備は終わってるとの事。じゃあ早く言いに来いよと。
さっそく客室へと移動します。
客室
客室へ到着。さっそく中へと入ります。
客室は全体として落ち着いたトーンとなっています。
このホテルは、私が滞在する約半年前にモーベンピックからアヴァニへ経営が変わりました。
ホテル予約サイト等の写真を見ると白をベースにしたモダンな配色の客室が目立っていましたので、客室を順次改装しているのかと思います。多分、私は改装前の客室に当たった感じで、ちょっと残念でした。
客室の広さ:AVANIルーム
客室タイプ:35㎡
ホテルグレード:4つ星
客室内は色彩の関係か、ちょっと暗めに感じます。ただベッドルームの広さははサイズ以上に広く感じます。
ベッドサイズはキングのワイドタイプなので、かなり広くてゆったりしています。
ベッド脇のサイドテーブルは丸型で広さはあまりませんが、コンセントは壁側についているので便利です。
窓側には2人がけソファーが1つあります。ソファー座面の素材はファブリック製。座り心地はまぁまぁでした。
ソファーの反対側の窓側にはドレッサー兼デスクがあります。コンセントはデスクから若干離れていますが壁側にあります。
ベッド正面にあるテレビは、テレビ台周りを含め、とてもシンプルです。
クローゼットとミニバー類は入り口を入ってすぐにあります。
クローゼットを開いた中の様子。電気ケトルやコップ類はクローゼット左側にまとめてあります。
バスルーム
バスルームはコチラ。シティーエリアのバスルームの平均よりは広さがあります。客室よりも明るく感じます。
バスタブは横幅はありますが縦の長さはゆったり浸かるほどありませんが、必要十分の広さはあります。また、手入れされていてキレイです。
シャワーはハンドタイプと天井固定タイプの2種類があります。
水はね防止の仕切りは若干心もとないです。
トイレはセパレートタイプではありません。
基本的にシティーエリアにある多くのホテルは、このようなタイプのバスルームですので。
洗面台は1つ。正面の鏡とライトが一体化しているので、洗面台周りがとても明るいです。
客室には窓がありますが、あまり大きくはありません。多分、これは客室の位置によるものだと思います。ちょうど大きな柱がある場所なので。
客室からの眺め。窓ガラスが汚いですねぇ。
ドバイは砂漠の街なので、外観の清掃にお金をかけない施設は、このように汚れています。
ちなみに、正面右側から真ん中に見えている高架がメトロのグリーンラインで、正面左にある建物で見えづらいですが、メトロ駅が少し見えています。
Wi-Fi
宿泊者は無料でWi-Fiが使えます。
接続方法はチェックイン時に教えてもらえますが、スタッフが伝え忘れている場合もよくあるので、お伝えしておきます。このホテルは他のホテルと接続方法が若干違うのでご注意下さい。
ホテルのWi-Fiに接続すると、接続案内に飛びます。
このホテルは個人情報を登録してWi-Fiサービスが利用できるタイプになっています。私はソーシャルメディアを登録したくなかったのでEメールを選択しました。Eメールを入力し、「I accept …」で始まる箇所にチェックをしたら「Save」をタップします。
画面が変わり、AVANIのサイトが表示され、右上に「完了」が出たら「完了」をタップします。
Wi-Fiの速度に関しては、特に速度制限等の表記はありませんでしたので、実際にどれぐらいの回線速度なのか測定してみました。
速度は上りは遅いですが、まずまずのスピードだと思います。
実際に使ってみた感じは、普通に使う分には特にストレスを感じる速度ではなかったです。
朝食
朝食は1階エントランスホール左側奥にあるレストランで食べることができます。中に入り客室番号を伝えると、席に案内してくれます。
朝食はビュッフェスタイルとなってます。
中はホテルのキャパにしては広く、座席数も少なくないので、滞在中は待つことなくスムーズに案内されて食べれました。
料理の種類は多からず少なからずでしたが、ホテル料金に対しては多い方だったと思います。一応、5つ星ホテルですからね。
レストラン内は通りに面して伸びているので、中は明るかったのが印象的でした。
まとめ
ドバイのシティーエリアにあるホテルは、他のエリアより価格は安めで、特にホテルにお金をあまりかけたくない人には、最適のエリアとなっています。
このホテルのウリは
「格安な5つ星ホテル」
「メトロ駅近く」
「タクシーでの利便性の高さ」
以上の条件を求める人なら、このアヴァニ・デイラ・ホテルは十分に選択肢の1つに入るのではないでしょうか。
特に、
「トランジット用に、とにかく格安である程度のクオリティーのホテルが欲しい」という人は、うってつけのホテルだと思います。