ドバイ行きのフライトマイルがANAとAAに多重加算されていた

ドバイ行きのフライトマイルがANAとAAに多重加算されていた

普通ではあり得ない事が起きた

先程、何気にANAのHPを見てたら、ある「違和感」に気が付きました。

「マイルが増えてる?」

私は一昨年前の8月と9月に、ANAマイルが大量失効するという事だったので、ロンドン行きの特典航空券に変えて、残りは1,800マイル程度しかありませんでした。
その後、ANA便を有料で乗ることも、ANAマイルが貯まるクレジットカードで決済した訳でもありません。

なぜ??
その理由は「フライトマイルの二重加算」でした。

マイルの二重加算の内容

証拠のキャプチャーを撮ってみました。
まず、ANAの「ANAマイレージクラブ」です。スクリーンショット 2016-01-31 11.28.17日付が2015/11/22、ABU DHABI-NAGOYAとあるのが分かります。

次に、アメリカン航空の「AAdvantage」です。スクリーンショット 2016-01-31 11.37.4211/22/15,AUH-NGOとあるのが分かります。
(てか、今気付いたけど、申請したフライト表記と日付間違ってるし!)

※結論から言うと単なるミスですが、経緯も書いていきます。

なぜ二重加算されたのか?

原因のフライトは昨年の11月にドバイに行ったときのフライトマイルです。

詳細は以下の通り
スケジュール:中部〜アブダビ
渡航期間:11月19日〜23日
航空会社:エティハド航空
プログラム:アメリカン航空 AAdvantage、ANA ANAマイレージクラブ
申請方法:事後申請

経緯

元々はアメリカン航空のアドバンテージに付ける予定で、フリークエントナンバー(マイレージ番号)を航空券の発券時に登録。

その後、エティハド航空からビジネクスラスへのアップグレードオファーが届き、片道をビジネクスラスへアップグレード。

その時に、エコノミー⇨ビジネスへと変わったので、新しい航空券&番号に変わったメールが届きます。
ただ、アップグレードオファーが通ったのが出発の3日前だったので、すでに航空券の管轄が航空会社から空港に移管された後という事で、事前に座席の変更も含めたフリークエントナンバーの登録ができないという事なので、事後登録することに。

事後登録へ

帰国後、アメリカン航空のHPから事後登録の手続きを行い、後は加算を待つばかり。

ただ、ここで気がかりな事が2つ。
それは、事後登録申請の返信メールが届かなかったのと、前回のアップグレード分の未加算です。

普段なら、事後申請して翌日又は翌々日には届くメールが全く届かず(結局届いたのは二週間後)。そして、アップグレード後のツアーコードが「IT」で始まるものだった事。
この2つが「ひょっとして加算されないのかも?」と思った訳です。

前回はこの「IT航空券」で一度アメリカン航空から「加算対象外」と言われたので、ダメ元でANAの方に申請しましたところ、アップグレード分の行きは対象外でしたが、帰りのみ加算されました(加算率50%)。
ところがその3ヶ月後、なぜかアメリカン航空のアドバンテージにも帰りの分のみ加算されました(加算率100%)。
加算対象外と言われたのに、なぜか加算・・・さすがアメリカ(?)ってとこですかね。おかげで両方付きました。

そして今回も、アメリカン航空へ事後申請の三週間後ぐらいに保険としてANAにも事後申請しておいた訳です。そしたら、まさかの二重加算!ちょっとラッキーでした。

マイル加算のルール

基本的に1路線のフライトで、2つのマイレージプログラムに加算はできません。
選んだプログラムに1路線のフライトにつき1回のマイル加算です。

あくまでも「1路線」で1回です。
例えば、エミレーツ航空で「羽田〜ドバイ〜ロンドン」と飛んだ場合。
「羽田〜ドバイ」乗継「ドバイ〜ロンドン」と2路線になりますので、羽田〜ドバイ間のマイルをエミレーツ航空の「スカイワーズ」に加算し、ドバイ〜ロンドン間のマイルをJALの「JALマイレージバンク」へ加算したりすることはできます。

「羽田〜ドバイ〜ロンドン」をJALマイレージバンクとスカイワーズの両方ともに登録はできません。
必ずどちらか一方だけ加算され、もう片方は「他者に加算済み」となります。

※エミレーツ航空便名での羽田〜ドバイ間はJALの「JALマイレージバンク」には加算できません。

まとめ

今回と前回のケースは完全にイレギュラーだった訳です。

普通なら片方を登録していれば、もう片方は加算済みとされ二重加算はありません。

ここからは私の推測ですが、マイルを加算処理する僅かな「時間の空白」が原因だったのではないかと思います。

いずれにせよ、私にはラッキーな出来事でした。

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