ドバイホテル滞在記:カールトン・ホテル・ドバイ
ドバイには様々なホテルがあります。
超高級ホテルから1泊千円程度の安宿までと、豊富な選択肢があるのもドバイの特徴ではないでしょうか。
勿論、大半の安宿はその金額に見合った内容なのは明白でしょう。
ただ、中には「価格は安いが、クオリティは良い」というホテルもあります。
それが今回お伝えする「カールトン・タワー・ホテル・ドバイ」は、正にその中の1つと言えるホテルです。
ドバイ・クリーク沿いの老舗ホテル
ドバイ・クリーク沿いにあり、ドバイのホテルの中でも老舗中の老舗ホテルと言えるホテルが、この「カールトン・タワー・ホテル」です。
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場所はドバイ国際空港からタクシーで約20分。
空港からメトロで行く場合は、「UNION」でグリーンラインに乗り換えて「Creek」方面に1駅行った「Baniyas Square」で下車。徒歩5分弱で着きます。
すぐ隣には「リビエラ・ホテル」という日本で格安ツアー等でよく使わている、いわゆる日本人向けのホテルがあります。(個人的にはカールトン・タワー・ホテルの方が断然オススメです)
また、このホテルはシティーホテルというより、どちらかと言うと「ビジネスホテル」に近い感覚でいた方が良いかなと思います。
ノスタルジックな雰囲気あるエントランスホール
ホテルのエントランスは若干狭め。一応、車の駐車スペースがあるので、タクシーで来たときでも駐車に不便することはないので乗り降りは楽です。
シティーエリアのホテルは道路に面している事が多く、乗り降りに気を使う事がありますが、その点はありがたいです。ホテルのエントランス。到着するとドアマンが荷物を下ろしてくれます。運んでくれるかは人によるかな。
エントランスの真ん中にある回転ドアは私が滞在した時はクローズしていて、宿泊客は両脇の扉から出入りしてました。個人的に回転ドアはまどろっこしいので普通のドアのほうが好きです。フロントはエントランス・ホール入って左側、客室へのエレベーターは入って右側にあります。
チェックインの旨を伝え、パスポートを渡すと手際よく手続きを行ってくれます。ほとんど滞りもなく、あっという間に終わりました。ココで嬉しい出来事が。
今回は一番安い「デラックス・ルーム」のシティービュー(ホテルの裏側)の客室でしたが、クリーク・ビューの角部屋にアップグレードしてくれました!
全然期待してなかっただけに嬉しかったです。
エントランス・ホール全景。エントランスの狭さから思うと想像以上に中は広いです。
このホテルはドバイの中でも結構古い方ですが、ここを見る限りは不思議とその古さをあまり感じません。寧ろ、良い風合いが出てて雰囲気もなかなかいいなと思いました。
客室はセルフで向かいます。
個人的に案内されるより、自分で行くほうが好きです。ただ、広大な敷地にある大きなホテルは迷う可能性があるので、案内は必須ですね。
エレベーターは廊下はやはり古さを感じさせられますが、それなりに手入れはされています。
廊下はダークブラウンがベースなので若干暗く感じますが、単に色合いの関係ですね。
意外と広い?ブラウンを基調とした客室
扉を開けてさっそく中に入ります。
客室内は廊下と比べると結構キレイです。それに思ったよりも広く感じます。
ただ、「思ったより」なので、実際はそれほどは広くないですが、1人で泊まるには十分な広さです。勿論、2人で泊まっても大丈夫です。客室の広さ:27m
客室タイプ:デラックスルーム・クリークビュー
ホテルランク:4つ星
ベッドはキングサイズなので結構広く、何気に寝心地も良かったです。ベッドに関しては思った以上に良かったかも。
ベッドサイドから客室奥の眺め。ソファーが2対と丸テーブルが1つあります。
ベッドの正面にはテレビがあります。テレビの下はミニバーになってます。勿論、有料です。
こちらはドレッサー周り。鏡は大きくて見やすかったです。ただ、ドライヤーを使うコンセントが見当たらなかった気がします。(ゴメンナサイ、あまり覚えてません)あと、エアコンのファンの音が結構大きかったです。勿論ファンを切れば問題ありませんが、部屋を涼しくしたいときには付ける必要があるので、気になる人が注意が必要です。
客室からの眺め。
階はあまり高くないですが、やっぱりクリークビューは良いですね。クリークの夜景もしっかり楽しめます。ちなみに、この下はプールとなってます。クリークを眺めながらのプールでゆっくりするのも良いかもしれませんね。
窓側からの客室の眺め。
奥にはクローゼットや冷蔵庫があります。
クローゼットのサイズは結構大きいので、収納は十分すぎると思います。画像からは分かりづらいですが冷蔵庫の上の棚に水があります。
バスルーム。手前左側が洗面台、右側がトイレ、正面がバスタブになってます。シンプルな洗面台。ホテル自体が古いので多少の古さは感じますが、それを差し引いてもキレイに保たれてます。
トイレスペースはセパレートタイプではありません。ドバイでは4つ星以下のホテルは大体セパレートではない場合が大半です。
こちらはバスタブ。横になって浸かる程の広さはありませんが、普通にもたれて浸かるぐらいの広さはあります。洗面台周り。必要最低限のシンプルさが個人的には良いかと思います。
ただ、左下のタオルかけからタオルがスルスルと滑り落ちやすかったのが気になりました。
バスルームは壁が白い事も相まって明るかったのが印象的でした。
ただし、アメニティ類は必要最低限しかないと思って下さい。
Wi-Fi等のネット環境
Wi-Fiは宿泊者はフリーで使えます。
接続方法は簡単で、まずホテルのWi-Fiに接続します。
接続すると、ログイン画面が出ます。
名前(ここでは名字)と客室番号を入力して「Continue」を選択します。
画面の様に「Success」と出れば接続完了です。
スピードチェックのキャプチャーは撮り忘れましたが、速度はまぁまぁ早かったです。普通に使う分には特に不便さは感じませんでした。
メトロやスーパーが近くの便利な立地
このカールトン・タワー・ホテルは便利な立地にあることが挙げられます。
近くにメトロ駅「Baniyas Square」があり各所への移動が便利なのと、その駅前に24時間営業のスーパー「Choithrams」があります。
ホテルの入り口を出て裏側(クリークと反対側)にある建物がスーパーが入っているビルになるので、ビルとビルの間の道(隙間?)を抜ければすぐに着きます。また、ホテルのすぐ向かいにあるビルの1階にある「Choc&Nuts」はナッツ類がとても豊富で価格のリーズナブルなので、ナッツ好きの人はよってみて損はないです。
まとめ
ドバイでの滞在費は「どこに泊まるか」で決まります。
ドバイ国際空港があるシティーエリアに滞在すれば、他のエリアよりも断然滞在費が安くなります。ただ、その分「ドバイらしい豪華な体験」という点では薄くなるでしょう。
やはり、多くの方がイメージする「ドバイ」というモノを体験したいなら、それ相応のホテルに泊まるのがマストな選択だと思います。
それでも「出来る限り安くドバイという街を体験したい」
という人にも、当然ドバイを楽しんで貰いたいと私は思っています。
そういう人にこそ、「カールトン・タワー・ホテル」の様な立地がよく、リーズナブルで、クオリティも悪くないというホテルがピッタリだと私は思います。
ちょっと足を伸ばせばドバイの中心地「ダウンタウン」があります。
タクシーでもメトロでも簡単に行ける好立地であり、なおかつリーズナブルに滞在できる。
そんな「お得な旅」をしてみてはいかがでしょうか。