ドバイホテル滞在記:ジ・アドレス・ブールバード
ドバイで最も人気がある「ダウンダウン」
このエリアはドバイの中心地という事もあり数多くのホテルがあります。また、今後も多くのホテルが建つ予定でもあります。
特に中心地に行くにつれ人気が高く高級になります。
その中でも、最もモダン・ラグジュアリーなホテルと言えば、間違いなく「ジ・アドレス・ブールバード」です。
今回は、この「ジ・アドレス・ブールバード」をお伝えしていきます。
利便性が高い大人のラグジュアリーホテル
この「アドレス・ブールバード」はダウンタウンの中心地と言うべき場所にあり、ドバイ・モールとブルジュ・カリファの目の前という最高の立地に建っています。
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ドバイの最大手政府系デベロッパー「EMAAR(エマール)」が手がけているホテルグループの最上位ブラン「Address(アドレス)」。2018年現在、最も新しく最もモダンなAddress系ホテルが、この「アドレス・ブールバード」です。
ホテルの外観は特徴的で、直線を用いたスタイリッシュなハイタワーは、ダウンタウンの中心でもブルジュ・カリファに次ぐ象徴的な建物と言えるでしょう。逆に内装は白をベースとしたモノトーン調で落ち着いており、高級感は漂うが過度の主張はしない「スタイリッシュな大人の都会的ホテル」と言った感じになってます。
また、世界最大級のショッピングモール「ドバイ・モール」とメトロ駅「Burj Khalifa/ Dubai Mall」と連絡通路でほぼ直結しているので、天候や季節に左右されず移動できる利便性の良さも挙げられます。
エントランス
ホテルに到着すると、ドアマンがすかさずタクシーの扉を開け荷物を取り出してくれます。チェックインを伝えると、そのまま誘導してくれます。
エントランスから中に入ると、まず目に入ってくるのが、エントランスホール中央にディスプレイされている花々です。これは季節に応じた花が飾られているので、時期によって飾られている花や色のトーンも異なってきます。
エントランスホール全体が白をベースとしたモノトーン調でまとめられているので、余計な「色」がない分、中央に飾られた花々がより引き立てられてると言ってもいいでしょう。
エントランスホールの左側にフロントがあります。
ドアマンが荷物と一緒に案内してくれるので、そのまま向かいチェックインを伝えて手続きを行います。
エントランスホールの右側にはコンシェルジュがあります。
ちなみに、コチラ側にはデーツとアラビックコーヒーが置いてあります。これらは自由に食べれますので是非食べてみて下さい。結構高級なデーツなので美味しいです。
チェックイン手続きを終え、客室へと向かいます。
客室階へのエレベーターはエントランスホール正面奥にあります。エントランスホールを奥に進むと、写真のような円形状のソファーがあります。そこから放射状に各方向に通路がありますが、そのまま真っ直ぐ(写真中央右寄り辺り)に進みます。
エレベーターホールは写真の様な場所になってます。こちらから客室階へと行けます。
ちなみに、アパートメントタイプの客室はこちらのエレベーターでは行けず、これとは別のレジデンス用のエレベーターで行くことになります。
エレベーターホールのすぐ隣にはロビーラウンジがあります。
ラウンジは全席ソファー席なのでゆったりと過ごすことができ、天井が高く全面ガラス面の窓からはブルジュ・カリファが見えます。また採光性が高くとても明るいので、開放的な雰囲気となってます。
では、早速エレベーターで客室へ行ってみようと思います。
客室
客室階へ到着。エレベーターホールもエントランスホール同様にモノトーン調で洒落たデザインになってます。
エレベーターホールの窓からはブルジュ・カリファとドバイ・モールが見えます。
エレベーターホールから客室へと移動。このホテルは楕円形の形をしているので、廊下はそれが形となってよく分かる造りとなってます。
廊下も白をベースとしたモノトーンなデザインはとても都会的でオシャレです。
客室に到着。さっそくカードキーをかざして中へと入ります。
中は短い廊下があり、左側にはクローゼットとバスルーム、奥にベッドルームがあります。
入口から見たベッドルーム。
白をベースとしたモノトーンで統一された客室は、ホテルのエントランスを入ってから一貫したオシャレなデザインになっています。白ベースよインテリアが大きく取られた窓と相まって、室内はとても明るいです。
客室の広さ:47㎡
客室タイプ:デラックスルーム
ホテルグレード:5つ星
ベッドはキングサイズなので2人で寝ても問題ない広さです。ベッドの寝心地はかなり良く、長旅を終えた直後にベッドにダイブしたら、そのまま夢の世界へ行ってしまうぐらいの良さがあります。アドレス系のホテルはどれもベッドの質が高いです。
ベッド脇には四角いサイドテーブルがあります。近くにコンセントや客室内の照明パネルが付いているので便利です。特にコンセントが近いとスマホやPCなどを枕元で充電することができるので大変ありがたいです。
もう片方のサイドテーブルには客室内のあらゆる機器をコントロールするiPadがあります。これで照明やエアコンの調整、テレビのコントロール、ルームサービス、ホテルインフォメーションなど、かなり便利ですので是非iPadで色々とやってみて下さい。
ベッド横にある1人がけのソファーは布張り製。背もたれに置いてあるクッションは、ちょうど腰のあたりにくるので腰痛持ちはすごく楽です。
窓側から見た客室。ベッドルームのスペース自体はそれほどは広くはありませんが、その分バスルームが広くなってます。とは言うもの、十分に広いです。
窓側にはテーブルと椅子があります。手間の椅子は革張りのキャスター付きで、向かい側の椅子はファブリック製でキャスターは付いていません。
テーブルがある壁にはコンセント類があります。電源コンセント、USB、HDMIなどがあるので、充電しながら作業したりテレビに画像を映したりできます。
ベッドの正面にあるテレビ。このテレビは備え付けのiPadを利用して簡単にBluetoothでPCやスマホとリンクができ、大画面で画像や動画を楽しむことができます。
テレビの下にあるキャビネットは台として重宝しました。ちょうどよい高さとスペースなので、ちょっとした物を置くのに便利でした。バルコニーからの眺め。ブルジュ・カリファ側ではなく、シェイク・ザイード・ロード側です。グレードが低い客室はすべてこちら側の眺めになっているので、ブルジュ・カリファ側が希望なら、必ずブルジュ・カリファビューの客室にして下さい。
一応、こちら側だと海が見えますが、この階層(6階)だとほとんど見えません。
ベッドルームから入口を見た様子。
ミニバーやドレッサーはコチラにあります。バスルームとクローゼットはその反対側にあります。
ミニバー類はコチラにあります。冷蔵庫とそのすぐ下の引き出し内はすべて有料ですが、他はすべて無料になってます。水は足りなくなったら無料で追加してもらえます。
ミニバー類の棚の横にはドレッサーがあります。引き出しにはドライヤーが入ってます。
客室の入口手前にはクローゼットは2人で使うには十分な広さがあります。スリッパはコチラにあります。
こちらはバスルームです。白を基調としたバスルームはとても明るく、またマーブルな大理石がとてもオシャレで高級感があります。
シャワールームは独立タイプです。広さは結構あります。
天井埋め込みタイプとハンドタイプの両方があり、しかも水圧は結構あります。
このバスタブとシャワールームが隣接していて、しかも扉の開きがバスタブ側に開くので移動が大変便利です。個人的に大変ありがたいですね。
バスタブは結構広く、170cmぐらいの男性がゆったりと浸かるぐらいの広さがあります。また、お湯の出が物凄くいいので、結構早くバスタブがいっぱいになります。
洗面台は2個ついてます。こちらの水の出はバスタブとは逆に緩やかでした。ただ、最初の出だしが緩やかなだけで蛇口をひねればしっかり水は出ます。
バスルーム奥からバスルーム内を見た様子。トイレはバスルーム入って左側にあります。
トイレはコチラ。中は結構広い(ってか無駄に広い)です。個室になっているのはありがたいですね。
ちなみに、アパートメントタイプの客室の場合、バスタブとトイレとシャワーはセパレートになっていません。ただ、2bedroom以上の部屋だとセパレートになっています。
Wi-Fi
Wi-Fiは勿論使えます。
今じゃ宿泊者は無料で使えるのは当然なぐらいに「当たり前」になってますが、ジ・アドレス・ブールバード・ドバイの場合、宿泊者でなくても無料で、しかも意味不明なぐらいの爆速Wi-Fiが使えます。が、宿泊者はもっと意味不明なぐらいの速度で利用できます。
接続方法ですが、説明が不要なぐらいとても簡単です。
基本的にアドレス系のホテルは接続方法が同じ事が多いですが、このジ・アドレス・ブールバード・ドバイは若干違うので簡単に説明します。
ホテルのWi-Fiに接続すると、接続案内に飛びます。
ログイン画面はアドレス系のホテルは基本的に英語です。
今後は日本語にも対応するかもしれませんが、現時点では非対応です。
英語のみでも接続は簡単です。
下の画像左側の四角で囲っている箇所にメールアドレスを入力し、すぐ下のまるで囲ってる箇所をタップします。タップすると右のような画面に移るので下線部分の先程記入したメールアドレスが書かれているので、そこをタップします。
先程の画面でメールアドレスをタップすると、そのアドレスにメールが送られてきます。
送られてきたメールを見ると「click here」と青文字で書かれている箇所をタップすると、右のような画面に飛びます。これで接続は完了となります。
では、このWi-Fiがどれぐらい快適なのか?
実際にスピードテストをしてみると・・・
「!!!!!?????」
何か今までに見たこともない数値が出ました!!
完全に異次元の速度です!!!目ん玉ぶっ飛びましたよ、ホント。
以前、このホテルに訪れた時にWi-Fiに接続した時は、大体100〜110Mbpsぐらいでしたが、それを遥かに超える速度が出て、物凄く驚きました。
やっぱりアドレス系はこういう設備にめちゃくちゃ金かけてますね!
もし、ドバイに来た時に、フリーのWi-Fiが使え超快適なスペースが必要なときは、アドレス系ホテルのロビー等に行ってみるといいでしょう(笑)
朝食
朝食は3階ののレストランで食べることが出来ます。
エレベーターで行くか1階の階段から行くこともできます。
レストランの場所ですが、特に案内があるわけでもないので少々分かりづらかったので、行き方を説明します。
まず、エレベーターで3階まで行きます。
エレベーターホールを右に曲がると、下の写真の様になっていますので真っ直ぐ進んでいきます。ちょうど右側の下がロビーラウンジになってます。
途中で「THE RESTAURANT AT ADDRESS」とありますが、この時間はここからは入れませんので、そのまま真っ直ぐ進みます。
真っ直ぐ進んで突き当りを右に曲がると、朝食のレストランがあります。入口はこの様なモダンな装飾品が飾られています。
入口付近に受付カウンターの様なものはないので、そのまま入っていって構いません。スタッフが声をかけてくれるので客室番号を告げれば大丈夫です。
朝食の種類はそれほど多くはありません。入口側に2箇所あるだけです。出ている料理以外に卵料理やワッフルやフレンチトーストなどの温かい料理があります。それらはスタッフに言えば作って持ってきてもらえます。
このレストランの中は、異なったカテゴリーにブロック分けられていて、カテゴリーごとにテーブルや椅子やインテリアのデザインが違っています。また、このレストランには隠し部屋的な特別な個室もありますので、気になる人は是非行ってみて下さい。
レストラン中央のブロック。ここは円形型になっていて、それに沿って長いソファーとカジュアルな色のソファーが並んでいます。
レストラン奥の窓際のブロック。四角いテーブルで一般的なレストランのようなデザインになってます。
こちらはレストラン奥の中央のブロック。本棚に囲まれて書斎や自宅のような雰囲気は、窓際のブロックよりカジュアルなデザインとなってます。
こちらはレストラン奥の一番奥のブロック。中央に大きな円卓と豪華な調度品が飾られている特別室的な雰囲気がある場所です。
また、このレストランの外はプールサイドになっていて、ここからはブルジュ・カリファが見えます。
またプールはインフィニティプールになっています。ダウンタウンの中心で都会的な周りの景色の中、ブルジュ・カリファを眺めながらプールサイドでゆったりするのは格別な感じがします。一応、この階の1つ下にもプールがあり、そちらは子供が遊べるプールとなっています。
最後になりますが、朝食はドバイ・モールで食べてもいいかと思います。一応営業時間外でもドバイ・モール内に入る事はできますし、一部の飲食店はオープンしています。
ドバイ・モールまでの行き方
この「ジ・アドレス・ブールバード・ドバイ」はドバイ・モールとほぼ直結しています。
メトロ駅「Burj Khalifa/ Dubai Mall」からドバイ・モールまで繋がっている巨大な渡り廊下と直結しているので、メトロ駅もドバイ・モールも全く外に出ること無く行くことができ、大変便利です。
ただ、意外とドバイ・モールまでの行き方が分かりにくかったりするので、簡単な行き方をお伝えします。
まず、エントランスホールからロビーラウンジ横の通路を真っ直ぐ奥に向かって進みます。ちょうど写真の左側奥に入っていきます。
ロビーラウンジを過ぎるとすぐ右側にエレベーターがありますので、そちらで1つ下に下ります。ドバイ・モールに行く通路は「M」というフロアです。
Mフロアに到着してエレベーターを降りて1つ目の通路を左に曲がります。ちょうど金色の案内看板に「Dubai Mall」と書いてあるので分かると思います。
あとはそのまま道なりに真っすぐ進んで行けば、メトロ駅〜ドバイ・モールまでの渡り廊下にたどり着きます。
ちなみに、ドバイ・モールは左側で、メトロ駅は右側ですので、お間違いなく。ま、ここまで来たら多分間違える事はないとは思いますが・・・
一応、エントランスホール奥の円形状ソファーの右側にある階段からでもMフロアーに行けます。ま、エレベーターを使って行くのが無難です。
まとめ
この「アドレス・ブールバード」は
ダウンタウンでも最高級クラスのホテルです。
「最高の立地」
「オシャレなホテル」
「ラグジュアリーなホテル」
「ドバイ・モール近く」
「メトロ駅近く」
「最高のネット環境」
「静かで快適」
これらを求める人には、この上ないホテルと言えます。
ホテルの施設は新しく、スタッフもとても親切でホスピタリティ溢れていますが、人との「適度な距離感」を大切にしている感じが何とも良いです。そして、このホテルでは「うるさい団体客」を全く見かけなかったのも、そういう良さを感じたのではないかと思ってます。
個人的に、この「ジ・アドレス・ブールバード」はドバイでもトップ5に入るお気に入りのホテルです。
何て言うか、凄くキレイなホテルなんですよね。
それは、新しいという事も当然ありますが、それを差し引いてもホテル内の色使いや雰囲気が凄くキレイだなって感じています。
ドバイ・モールとメトロ駅にも簡単にアクセスでき、
この都会的なモダンラグジュアリーなホテルに、たった1泊だけするのには勿体無いので、連泊することを強くオススメします。それぐらいこのホテルはオススメです。