エミレーツ航空のキャンセル&返金手続きまとめ
海外へ行く時に、諸事情により行けなくなる事があります。そうなると、購入した航空券をキャンセルする必要が出てきます。
みなさんが一番気になるのは「お金が戻ってくるか否か」だと思います。
ただ、キャンセルしてお金が戻ってくる場合でも、航空会社によって手続方法が違います。
今回、エミレーツ航空でキャンセルする必要があったのと、エミレーツ航空から送られてくるキャンセル方法の資料が古く、現在のサイト(2018年9月現在)では分かりにくかったので、そのやり方をお伝えしていこうと思います。
航空券キャンセル前に航空券の種類と購入先の確認
まず、基本的なことについてお伝えします。
購入した航空券をキャンセルする前に、以下の確認が必要です。
・航空券を購入した場所
・航空券の種類
これは全ての航空会社にほぼ共通している事です。
「購入した場所」は、航空会社の公式サイトや航空会社のオフィス等から直接購入したのか、JTBやHISなどの旅行代理店や、エクスペディアやスカイスキャナーなどのネット経由で購入したのかによって違ってきます。
簡単にまとめると
「航空会社から直接購入したか」
「それ以外で購入したか」
に分かれます。
これにより、問い合わせ先が変わってきますので、必ず確認して下さい。
その航空券は「どこから購入したか」
では、前項の事例に基づいて説明していきます。
「購入した場所」は、エミレーツ航空の公式サイトやエミレーツ航空のオフィスで購入した場合は「エミレーツ航空のオフィス」への連絡となります。
JTBやHISなどの旅行代理店や、エクスペディアやスカイスキャナーなどのネット経由で購入した場合は、「購入した代理店」への連絡となります。
ここで補足ですが、座席の指定や変更、ミールの要望等の簡単な変更なら代理店を通さなず航空会社に直接問い合わせても受けてくれる事が多いですが、日程や時間の変更などフライトプランが変わるような内容は、全て代理店を経由して行ってくださいと言われます。
なので、基本的に購入した相手にキャンセルや変更の連絡をすることになります。
その航空券は「キャンセル可能か不可能か」
次に、その航空券がキャンセル可能か不可能かを知る必要があります。
確認方法は、購入した航空券の明細(購入後にメールで送られてくる明細や、旅行代理店で貰った書類等を見ると記載されています。
が、そんなの面倒臭いですよね。
一番簡単なのは、購入した場所に問い合わせるです。
そうしたらキャンセル可能か不可能か教えてくれます。
一応、簡単な判断方法ですが、基本的に安い航空券はキャンセル不可もしくは一部キャンセルとなっており、高い航空券は無料でキャンセルができると思ってもらっていいです。これはキャビンクラス(エコノミー、ビジネス、ファースト)に関係なく同じです。
エミレーツ航空の返金手順
少し前置きが長くなりましたが、実際にエミレーツ航空のサイトから購入した航空券の返金手続き方法をお伝えしていきます。
キャンセルはエミレーツ航空の公式サイトからもできますが、私の場合は直接電話で問い合わせましたので、その方法をお伝えしていきます。
まず、エミレーツ航空公式サイトの一番上のメニューの「ヘルプ」を選び、その中の「お問い合わせ」を選びます。
画面が「ヘルプセンター」に変わります。
「重要項目」「最もポピュラーな質問」という項目が並んでいる下の方に「お電話での問い合わせ」があります。
日本国内にいる場合は、「お電話での問い合わせ」の「フライトとエミレーツのサービス」の箇所は日本オフィスの連絡先になっています。もしそれ以外の番号や海外からアクセスしている場合は、プルダウンメニューから日本(又はJapan)を選んで下さい。
日本国内の問い合わせ先は
「+81 3 6743 4567」
とあります。国内なら最初の国番号「+81」は省略して「03 6743 4567」とコールすれば繋がります。
営業時間は
平日:9時〜19時
土日祝:休業
電話の場合、割と混み合っていたりするので、営業開始直後、営業終了直前、12時前後は混みやすいので、それ以外の時間に問い合わせる事をオススメします。
なお、エミレーツ航空のフリークエントフライヤープログラム「スカイワーズ」の上級会員の場合は、かなり繋がりやすくなってます。(ま、上級会員が少ないですからね)
まず、電話をする前に手元に用意しておくものがあります。
それは予約時にエミレーツ航空から届くメールに添付されているE-チケットです。そこに書かれている「予約番号」が必要ですので、事前に用意しておくとスムーズに進みます。
予約番号は下の画像の赤で囲ってる箇所「Your booking reference:」に続くアルファベット6文字で書かれているものです。
無事に繋がりましたら、要件を伝えると、予約番号と個人情報を聞かれるので、それらを伝えると具体的な手続きに入ります。
エミレーツ航空の返金手続きは自分で行う
フライトの変更やキャンセルなどで追加料金が発生した場合は、その場で追加分をクレジットカードで決済して終了となりますが、返金があった場合は自分で手続きをする必要があります。
手続方法は電話で問い合わせた場合は教えてくれるか、又は手続きの詳細をメールで送ってくれます。ただ、その詳細内容が最新の物とは違ったりすると正直やり方が分からなったりします。
なので、現時点(2018年9月現在)のやり方をお伝えします。
トップページ上のタブから「ヘルプ」⇒「よくあるご質問」⇒「予約のキャンセルまたは変更」を選びます。
以下のような「予約のキャンセルまたは変更」とう画面に切り替わりますので、次は予約のキャンセル内の「オンラインで予約をキャンセルすることはできますか?」の項目を選択します。
なお、画面左側のタブに「払い戻し」という項目がありますが、こちらを選んでしまうと、払い戻しを受けるという項目が無かったり、英語サイトに飛んだりするので、ご注意下さい。
選択すると以下の画面が表示されますので、文中の「予約をキャンセルして払い戻しを受ける」を選択します。
選択すると、以下の画面に移ります。
ちょっと画像が長いんで分割して説明していきます。基本的にご自身の個人情報とフライト情報を入れる感じになりますが、若干分かりにくい箇所があるので、そこを重点的に説明していきます。
まず、フォームチェックリストと個人情報を入力します。下の画像を参考に入力すればOKです。なお、スカイワーズのアカウントを持っている人は、ログインしてからこの画面を見ると、一部情報を省略することが出来ます。
次に予約情報と払い戻しの種別を入力します。
この中で特に分かりづらいのは「ご予約番号」と「航空券または文書番号」の2ヶ所です。なお、出発空港はカタカナ又は漢字で入力すれば大丈夫です。勿論、3桁の空港コードからでも入力はできます。
さて、「ご予約番号」と「航空券または文書番号」ですが、こちらはエミレーツ航空から予約完了時に送られてくる「Ticket & receipt」を参照しての入力となります。
一応、ご予約番号はオプションとなっていますが、記入した方がより早く処理がされると思いますので、そのまま入力しちゃって下さい。
次にお支払いを入力していきます。
こちらはほぼ一択です。ほとんどの人がエミレーツ航空の公式サイトからクレジットカードで支払っていると思うので、下記の様に入力していきます。
ここまで入力が終わったら、最後に「規約条件およびプライバシーポリシーに同意」の箇所にチェックを入れて送信します。
送信すると画面が変わって完了となります。
もし送信エラーが発生したら?
規約条件およびプライバシーポリシーに同意して「送信」したら、「申し訳ございません。このページでエラーが発生しました」という下の様な画面が出てしまった!!
もし、この画面が出ても慌てないで下さい。
画面はエラーとして出てますが、処理は正常になされている場合があります。
まず、正常に処理が完了している場合、エミレーツ航空から「キャンセルと変更-払い戻し」というEメールが届きますので、そちらが届いているか確認して下さい。以下の画像のような内容のメールです。
私が手続きした時もエラーが発生しました。
はすぐに届きました。5分ぐらい待っても届かない場合は、本当にエラーとなっている可能性がありますので、時間を空けてもう一度手続きをしてみて下さい。
返金手続きする時の注意
ここで注意しなければいけないことが1点あります。それは手続きはフライトごとにおこなうという事ですす。
例えば、羽田〜ドバイの単純往復の場合、「羽田⇒ドバイ」を「ドバイ⇒羽田」の行きと帰りの2回に分けて手続きを行う必要があります。
また、羽田〜ロンドンの往復で、復路にドバイでストップオーバーを含む予約の場合、「羽田⇒ロンドン」「ロンドン⇒ドバイ」「ドバイ⇒羽田」と行き・ストップオーバー分・帰りの3回に分けて手続きを行う必要があります。
なので、手続きを1回しただけで終わらないようにご注意下さい。
まとめ
航空券のキャンセルは、Webサイトからや電話で簡単に出来ます。
もし、何らかの事情で航空券をキャンセルする必要が出た時は、まず最初に行う事は・・・
・航空券を購入したとこに連絡する
です。
それもできるだけ早く連絡する事が大事です。
返金もキャンセルと同時に払い戻されるのが(日本では)一般的だと思いますが、エミレーツ航空は自身で手続きをする必要があったのには、正直驚きました。
航空券のキャンセルや返金はあまり体験することはないと思いますが、私も今回初めてのキャンセルという事で貴重な体験をしました。