ドバイ・モールに世界最大級のApple Storeがオープン!!
つい先日、ドバイ在住の友人からメッセージが届きました。
「ドバイ・モールにApple Storeができたよ」
と。
ドバイ・モールにApple Storeができた!?
「ちょうどうちから見える位置の入り口がずっと工事してて
そこがやっと終わってオープンしたの」
「そしたら、何とApple Storeだった訳!!」
「開閉式のバルコニーもあって、新名所になりそうな予感」
マジですか!!
確かに、ドバイ・モールのスーク・アルバハール側へと続く出入り口の2階から上の部分は、長い間工事をしていました。私もドバイに行く度に「ここに何が入るんだろうか?」と思っていました。
それが、まさかの
「Apple Store」とは!!
メッセージ見て驚きはしましたが、それはApple Storeができたことに対してと言うより、その「Apple Store」の写真が想像以上に凄かったからです。
何が凄いのか?
早速お伝えしていきます。
その名は「Apple Dubai Mall」
ドバイ・モールに新しくできたApple Storeの場所は、ドバイ・ファウンテン側に位置し、ちょうどスーク・アルバハールへ向かう出入り口の2階と3階部分にあります。
ドバイ・モールの中でも、一番人が行き来する場所の、しかも2フロアをぶち抜きで使うとは、さすがはAppleですね。
基本的なデザインは全世界共通なので、店内な普段行くあの「Apple Store」と同じです。ドバイ・モールのApple Storeは他の店舗と同じように巨大なガラスで仕切られ、内部と外部との境界線をぼやかし、オープンで透明性のある店舗になっています。
ガラスの外壁の先には大きな木とプランターが設けられた巨大なバルコニーがあります。こちらには扉があるので、自由に出入りできるようになっています。全面ガラス張りなので店内はとても明るく開放的となってます。
ただ、ここはドバイ。全面ガラス張りはいいけど、50度を超えることもある灼熱の夏場の陽射しに、このApple Dubai Mallは大丈夫なのか!?
と思ってしまいますよね。
でも、安心して下さい。大丈夫ですから(笑)
開閉式の電動のカーボン製の「窓」
ガラス張りの外壁の先には巨大なバルコニーがあるとお伝えしました。
このバルコニーには、伝統的なアラブ様式をモチーフにした格子状の巨大な電動窓「ソーラウイング」が設けられており、これが強し陽射しを遮る役目を果たしています。
そして、この巨大な「ソーラウイング」、夜になると開閉される仕掛けになっています。
「日中は太陽光を遮り日陰と作り、夜には扉を開いて開放的な風を受け入れる」という、何気にアラブの伝統的な考え方に沿った作りになっています。また、この巨大バルコニーにあるプランターは、機械的に回転するように設計されており、樹木がまんべんなく陽射しを受け取れるようになってます。
このプランターには椅子としての役割も担っているので、ここに座って景色を楽しんだりできる場所にもなってます。ちなみに、この「ソーラウイング」は、なんと総カーボンファイバー製です。
340本のカーボンファイバーで1枚のソーラウイングを編みげられ、それが18個あると・・・凄いですね!!さすがはドバイといったとこでしょうか。
Apple Storeからドバイ・ファウンテンが見れる!?
この「Apple Dubai Mall」の巨大バルコニーは、誰もが利用できる「公共のテラス」のようにもなっています。
巨大なソーラウイングが自動開閉し、その先のテラスはさらなる開放的な空間へと変わります。
昼は格子状の窓越しに外の景色やファウンテンを眺め、夜の爽やかな風を感じながらドバイ・ファウンテンを見る・・・
オープンして間もないですが、既に多くの人が訪れ、ここからの「ファウンテン・ビュー」を楽しんでいる様です。
ここはもう完全に人気スポットですね。
「格子状の窓の開閉」は新たな観光スポット?
Appleが公式サイトにソーラウイングの開閉の様子がありました。
こうやって見ると、ドバイ・モール最大のパブリック・テラスと言った感じですね。
実際に見れば、かなりの迫力なんだと容易に想像ができます。
そして、多くの人が、この開閉する様子を、あのスーク・アルバハールへの渡橋の上で動画で撮ってるんだろうなぁ〜と。
(ドバイ・ファウンテンに、このソーラウイングの開閉の撮影。ホント忙しいスポットだね)
まとめ「新たな芽生え」
また、「Apple Dubai Mall」の裏側(モールの内側)はこんなふうになっています。この場所から、多くの新たなクリエイティブなアイデアが生まれ、更にはこの国から新たなクリエイターが生まれる事を願って。
そういう祈りが込められた場所に私は感じています。
「Apple Dubai Mall」
ここは単なる「Apple Store」ではなく、
間違いなく新たな観光スポットであり、新たな文化が生まれる場所と言っても過言ではないです。
今から行くのが楽しみなスポットです。