ドバイホテル滞在記:ザ・パレス・ダウンタウン・ドバイ(その②)

ドバイホテル滞在記:ザ・パレス・ダウンタウン・ドバイ(その②)

ドバイの中心街でもあり、ドバイで最も人気があるエリア「ダウンタウン」
そのダウンタウンで最も安定した人気を誇るホテルは、この「ザ・パレス・ダウンタウン・ドバイ」と言っても過言ではないでしょう。

今回は、このダウンタウン随一の人気ホテル「ザ・パレス・ダウンタウン・ドバイ」についてお伝えしていきます。

ドバイの人気エリア随一の超人気ホテル

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アラビックテイスト溢れるラグジュアリーなこのホテルは、申し分ない上質な雰囲気と同時に、ドバイ・モールとはほぼ直結し、目の前にはドバイ・ファウンテンとブルジュ・カリファが目の前という最高のロケーションでもあります。

ドバイ国際空港からタクシーで約20〜25分
このホテルを知らないタクシードライバーはいないと思うぐらい、ドバイでは有名なホテルです。「パレス・ダウンタウン・ドバイ」と正式名称を伝えても良いですが、大体は「パレス・ホテル」で通じると思います。

もし、運悪く「知らない」というドライバーがいたら、「ドバイ・モールの近く」と教えてあげて下さい。そうすれば必ず分かる(気がつく)ハズですから。

荘厳なる「王宮」の構えと清涼感あるれる空間

パレス・ダウンタウン・ドバイに到着すると巨大な門がお出迎えします。そこを抜けけブルジュ・カリファが見渡せる中庭(?)を通り、もう一つの巨大な門を抜けます。巨大な門を抜けると、ホテルの正面エントランスに到着し、荘厳なる古きアラブの王宮のようなホテルが現れます。到着するとドアマンがお出迎えし、バゲッジを預かってくれ、フロントまで案内されます。

エントランスから中に入ると、アラビックなデザイン溢れるホールの真ん中に噴水があり、そこには黄色い花びらが散りばめられています。フロントはエントランスホール入って右側にあります。
フロントから見たエントランスホール。噴水があるせいか、とても清涼感あるれる澄んだ空気がエントランスの周りを包んでいます。今回は、客室の準備ができていたので、チェックインの手続きはすぐに終わり、客室に案内されました。

エントランスホールの奥にはロビーラウンジがあり、その先のテラスからは外に出れます。
テラスの正面にはホテルのプールと、その先にはドバイ・オペラが正面に見え、右手側にはブルジュ・カリファが、左手側には高層レジデンス群が見えます。テラス側から見たロビーラウンジ。
ちょうどこの時期はラマダンだったので、到着した時間には人がいませんでした。
ラウンジも日没までは休業していました。ロビーラウンジからエントランスホールを眺める。
ホテルの出入り口は意外と狭いのが分かります。勿論、中は広くて快適です。客室へはエントランスホールの左右にあるエレベーターから行きます。

この、パレス・ダウンタウン・ドバイはドバイでも珍しい低層階のホテルなので、階層もそれほどありません。私が滞在した客室は入り口を入って左側で、そのエレベーターは1階から3階までの表示になっていました。スタッフに案内されて、さっそく客室へと向かいます。
先程もお伝えしましたが、このホテルの空気感は凄く清涼感が溢れて、とても居心地がいい空間でした。

洗練された「モダン・アラビック」の客室

カードキーでロックを解除し扉を開けさっそく中へ。

客室は白とダークブラウンを基調にした「モダン・アラビック」のデザインで統一されています。

分かりやすい派手さはありませんが、上質なデザインが長旅の疲れを癒してくれ、また滞在中は落ち着いた大人の雰囲気を演出してくれます。

今回の客室は「デラックス・レイクビュー」
客室の広さは51㎡
ベッドのサイズはキングタイプ

客室から「ドバイ・ファウンテン」が見えない一番グレードが低い部屋です。
「客室からファウンテンが見たい」という方は、必ず「ファウンテン・ビュー」の部屋を指定して下さい。

今回、私は客室ではゆっくり過ごしたかったので、ファウンテン・ビューではない客室にしました。一応、ファウンテン側へのアップグレードの旨を伝えられましたが、ファウンテン・ビュー以外が希望だったので、初めてアップグレードを断りました。

ベッドはゆったりとしており、2人でも十分な広さがあります。勿論、寝心地は申し分ないぐらい良かったです。ドバイに到着したばかりの人は、くれぐれもここで横にならないように注意しましょう。あっという間に夢の世界に誘われます(笑)

ベッドの脇には1人掛けのソファーがあり、その淡いミントグリーンの色合いは何気に客室のアクセントとなっています。
カウチが付いているので、足を伸ばしてゆったりも出来るのが良いですね。

バルコニー側から見た客室。デスクとバスルームへの入り口があります。

デスク側から見た客室。
天板は革張りになっており客室のデザインにマッチしたオシャレなデスクです。
デスクはそれほど広くはありませんが、電源が手元にあるので使い勝手は結構いいです。
また、このデスクは写真の通りドレッサーにもなります。
中にはドライヤーもあります。
ちなみに、電話のすぐ右横にある隙間から開くとコンセントがあります。椅子の座り心地も悪くはないですが、若干机が高かった感じがしました。

デスクの横、バスルームへの入り口手前にはクローゼットがあります。クローゼットの扉全面に大きな鏡が取り付けれられているので、女性にとっては何気にありがたいのではないでしょうか。
クローゼットの中身。収納能力は必要十分です。向かって右側にはセキュリティーボックスがあり、上側には予備の枕と毛布があります。
バスルームはコチラ。
洗面台が2つあります。バスタブはバスルーム正面奥にあり、トイレとシャワールームは左側にあります。
バスタブは成人男性でも十分横になれる広さがあります。
トイレとシャワーは別々になってるのが嬉しいですね。
ただ、バスタブとシャワールームとの距離が若干あったので、移動する時はご注意下さい。トイレとシャワールームの位置が逆だったら良かったかなと。

シャワーはグリップ式と天井埋め込み式の2種類があります。シャワーの水圧は申し分ないレベルでした。

バスルームにはバスローブとスリッパがあります。スリッパは結構地厚でしっかりしてます。
オシャレなメッシュの袋に入ってるのもイイです。
バスルーム方向から見た客室。
こうやって見ると、アラビックな感じがしますよね。ベッドの正面にはテレビと棚があり、客室のコーナーには1人掛けソファーがもう1つと、丸テーブルがあります。
ベッドの正面にあるテレビと棚の上の備品類です。客室の広さの割にはテレビの大きさは小さい気がします。ま、見ることはあまりないですけど・・・
棚の上にはネスレのエスプレッソマシーンと水があります。
これらは全て無料で利用できます。水はおやすみモードのベッドメイキング時に無くなった分+2本(ベッドの横に追加)を補充してくれますので、遠慮なく使って下さい。
客室に設置してあるiPadで宿泊状況を見ることができます。また、各種サービスを利用するときに使います。他のホテルにある様な客室の設備をiPadでコントロールは残念ながらできません。
棚の下はミニバー類になってます。お菓子類や酒類があります。コチラは基本的に有料ですので、利用するときはご注意下さい。
丸テーブルの上にはウェルカム・ドライフルーツがあります。
左から、アプリコット、イチジク、プルーン、デーツです。個人的にイチジクとデーツが美味しかったです。アプリコットは若干固めだったかな。ドライフルーツ好きな私にとってありがたかったです。

ダウンタウンの喧騒とは無縁の空間

客室からの眺め。
今回は「ファウンテン・ビュー」の客室でなく「レイク・ビュー」の客室を選んだので、とても静かで居心地がよかったです。
バルコニーから外に出ると、ダウンタウンの喧騒がウソのように静かな空間が広がってます。
「ダウンタウンという便利な立地は良いけど、客室では静かに過ごしたい」という人には、このパレス・ダウンタウン・ドバイの「レイク・ビュー」の部屋は正に打ってつけですね。正面から左側に見える建物は、スーク・アルバハールのレジデンス(居住区)です。
対岸の通路には、たまに居住者の人が歩いています。一応、旅行者も通り抜ける事はできるので、ヴィタ・ダウンタウンやラマダ・ダウンタウンに宿泊している人は、ここを通り抜けてるとドバイ・モールの近道になってたりします。

バルコニーでちょっとゆったり。
客室内が寒かったので、体を温める意味で少し外で寛いでました。寛ぐと言っても外は結構な高温でしたけどね。暫くして身体も温まってきたので、客室へ戻ることに。
そしたら、何と客室内の鏡が全て結露しているでは!!

この時の気温は40度でしたので陽射しはかなり強かったですが、それ以上に湿気がありました。この日は特に磯の香りが強かったです。これ、海水が高温で蒸発しているのが原因なんですよ。

なので、夏のドバイに滞在する時は、くれぐれも窓の開けっ放しには気をつけましょう(笑)
滞在する場所によっては客室内がトンデモナイ事になってしまいますので。

ドバイ・モールとほぼ直結の便利さ

このザ・パレス・ダウンタウン・ドバイの売りの1つとして、ドバイ・モールとほぼ直結しているという事です。

「ほぼ」というのは、一部地上を抜ける箇所があるので「ほぼ」という言葉を使っていますが、正直「直結」としてもいいぐらいに便利です。

では、ドバイ・モールへの行き方ですが、メインエントランスを出て左側、ちょうど国旗が立っている場所の方角に「SOUK AL BAHAR」と書いた建物があります。そこからドバイ・モールへ行けます。

正確にはスーク・アルバハールを抜けてドバイ・モールまで行くという感じですかね。
スーク・アルバハールへの入り口。
ここから入っていくと、スターバックスコーヒーがあるエスカレーターホールにたどり着きますので、そこを降りて道案内に通りに進めばドバイ・モールへ到着します。
コチラはスーク・アルバハール方面から出てきた時の絵です。
写真の中の国旗が3本立っている向こう側がホテルのエントランスです。これぐらいの距離なら真夏の炎天下でも問題なく行けますね。私も滞在中に何度もここを通ってドバイ・モールへ行きましたが、やっぱり便利ですね。

ちなみに、今回滞在した時は、徒歩でこのホテルまで来ました。
ドバイ国際空港からメトロに乗って「ブルジュ・カリファ/ドバイ・モール」駅まで来て、そこからドバイ・モールからスーク・アルバハールを抜けて来ました。

それをホテルのスタッフに伝えたら「そんなゲスト初めてだわ」と驚かれました。そりゃ何回もドバイに来てるからね(笑)

日本からの直行便は到着が早朝なので、その時間帯ならドバイ・モールも空いている(ってか営業時間外)ので、バゲッジを気にせずに来れますよ。交通費もメトロ代だけですし。暑い日でも安心。

旅慣れた方は是非とも挑戦してみては?(笑)

まとめ

この「ザ・パレス・ダウンタウン・ドバイ」は、
このホテルのウリは、やはり「立地」「雰囲気」「クオリティ」でしょう。

勿論、ドバイにはこのホテル以外にも魅力的なホテルはたくさんありますが、万人向けかどうかというと、必ずしも「そう」ではないです。この「ザ・パレス・ダウンタウン・ドバイ」は全ての条件を高次元でクリアしている数少ないホテルです。

もし私が「初めてドバイに行く」という人に無条件でホテルを勧めるなら、間違いなくこのホテルですね。予算さえ合えば誰にでもオススメできる鉄板ホテルが、このパレス・ダウンタウン・ドバイです。

今まで何組かにこのホテルを勧めてきましたが、誰もが高く評価してます。やっぱりこのホテルは多くの人を魅了する素晴らしいホテルだと、滞在してみて改めて感じました。

もし、
「ドバイでどのホテルい滞在しようか?」

と迷われた方。

そんな方に「ザ・パレス・ダウンタウン・ドバイ」をオススメします。

私個人、このホテルは好きですしね。

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