【旅行者向け】ドバイにも「冬」がある!?「暑い」だけじゃない、ドバイの気候とオススメの時期はコレ!!
ドバイの事をお話すると、必ず出てくる事の1つとして「気候」が上げられます。
「夏は物凄く暑い」
「乾燥してる」
「季節感はない」
「いつも暑い」
などなど・・・
ドバイに行ったことのない皆さんからは、色々な疑問が出てきますが、大体まとめると、この様な内容になります。
早い話が「暑いの?」って事ですね。
確かに夏は物凄く暑いです。
じゃあ、それ以外はどうなのか?
実はドバイにも「冬」があるんです。
これ案外知らない人が多かったりします。
これを伝えると、驚かれる人が割りといます。
「ドバイの気候ってどんな感じなの?」
という事で、今回はドバイの気候についてお伝えしていこうと思います。
ドバイの季節感
まず、ドバイにも「四季」があります。
とは言うもの、日本みたいに明確な四季感はあまり感じません。
どちらかと言うと「夏」と「冬」という感じに近いので、「二季」と言った方がいいかもしれませんね。
この「二季」(以降、シーズンとします)が、そのまま「オフシーズン」と「オンシーズン」という感じになります。
蒸し暑い夏は「オフシーズン」
穏やかな冬は「オンシーズン」
ただ、この2つのシーズン。
大まかな括りとしては問題はありませんが、いざ「ドバイへ訪れる」という事を考えると、この区切りで少々不親切かなと思います。ちょっと期間が長すぎます。
では、次に「旅行者向け」に分けていきます。
気温で分ける4つの「時期」
ドバイのシーズンを分ける最も重要な要素。
それは「気温」です。
ご存知の方も多いと思いますが、夏場のドバイは凄く暑くなります。
その「暑い時期」をいかに回避して訪れるかが一番大事なとこでもあります。
そこで、私の経験を元に、独自にドバイを気候別に4つに分けました。
それぞれに対応する時期は以下の通りです。
快適期「12〜3月」
上昇期「4〜5月」
高温期「6〜9月」
下降期「10〜11月」
では、順番に説明していきます。
快適期「12〜3月」
旅のオススメ度:★★★★★
日本で言う「冬」の季節です。
ドバイで1番過ごしやすい時期です。
平均最高気温:18〜28度
平均最低気温:13〜17度
※世界各都市の気候データより
気温も安定していて、湿度もほとんど無く「快適」そのものです。
月によっては最低気温が10度を切る場合もありますが、日中は快適に過ごせます。
また、最高気温も20度台の後半になったりしますが、湿度がないので快適です。
この時期は、絶好の街中散策の時期です。
日中は快適なので、屋外を散策するのにはこの時期がベストです。
早朝に到着した場合、日によっては思ったより肌寒く感じるかもしれませんが、寒いのは基本的に朝方(午前中)なので、日中は暖かくなると思って大丈夫です。
気温は大体10時ぐらいから上がってきます。
(これは夏も冬も同じです)
ちなみに、年間を通して最も降水量が多いのは、この時期です。
と、言ってもほとんど降ることはないので、心配は要りません。
上昇期「4〜5月」
旅のオススメ度:★★★☆☆
日本で言う「春」の時期です。
ドバイの気温が上昇し始める時期です。
平均最高気温:28〜36度
平均最低気温:20〜23度
※世界各都市の気候データより
3月の後半(年によって中旬)から気温が上昇し始めます。「春」というよりは「初夏」と言ったほうがいいかも知れませんね。
ただ、気温は上昇しますが、湿度はまだそれ程上がりません。
気温は上昇し日中は30度後半になったりする日もありますが、街中の散策(屋外)も意外と大丈夫だったりします。
陽射しは強いが日陰は意外と涼しいです。
なので、屋外を散策する場合は、日陰を歩くようにすれば大丈夫です。
この時期は気温の上昇は激しいですが、その年によっての「上昇度合い」が違いますので、「4月は大丈夫。5月はダメ」とは一概には言えません。私の経験から言えることは「GW過ぎまでは何とか過ごせる」でしょうかね。
私の経験上、GW辺りまでは何とか過ごせる気温でした。その後は本格的に上昇してきます。
なので、GWにドバイへ渡航は、「ギリギリ大丈夫」です。
私は過去GWに3回ドバイへ行っていますが、いずれも気温は「ギリギリ大丈夫」でした。
ちなみに、私の友人が同じ年の5月下旬にドバイへ訪れた際「物凄く暑かった・・・」と言ってました(苦笑)
高温期「6〜9月」
旅のオススメ度:★☆☆☆☆
日本で言う「夏」の時期です。
ドバイで最も蒸し暑い時期です。
平均最高気温:38〜40+α度
平均最低気温:26〜30度
※世界各都市の気候データより
蒸し暑いです。とにかく「蒸し暑い」です。
どれぐらい蒸し暑いかというと、建物から外に出た瞬間、眼鏡やカメラのレンズが曇ります。
ドバイは砂漠の国なので、「暑いが湿気は少ない」と思っている方は多いと思いますが、それをあざ笑うかのように「蒸し暑い」です。
私が住んでる名古屋の夏も相当蒸し暑いですが、そんなの比べ物にならないぐらいい蒸し暑いです。
この時期は日中は大人しく屋内にいて下さい。
移動も極力「ドアツードア」を心がけて下さい。
特に日中の気温は40度を超えることも普通にありますので、「未知の暑さ」を体験するのはいいですが、十分気をつけて下さい。
日中の気温の推移は日本とは若干違いますので、それをお伝えします。
明け方〜9時頃までは意外と快適だったりします。
現に、その時間帯にはホテルの屋外プールを利用したり、ホテルの敷地内を散策している人もいたりしますので。
ただ、10時頃になるとそれが急変し、
先程まで外にいた人が一斉にいなくなります。
その辺りから急激に温度が上昇し、外は灼熱地獄と化します。
日中は「蒸し暑い」の一言。
夜は夜で、なかなか温度は下がりません。
日が沈んだ後も、ずっと蒸し暑いです。
日本は日が沈むと、それなりに涼しくはなってきますが、ドバイはその気配は全くありません。0時過ぎても蒸し暑いままです。
また、外が蒸し暑いので、中は空調がガンガン入っているので、快適に過ごせます。
と、言うか、「これでもか!」と効いているので逆に寒いぐらいです。必ず長袖か羽織るものを1枚持っていくことを強くオススメします(特に女性の方!)。
ちなみに、この時期の地元の人達は、基本昼はゆっくり(寝てる)して夜に活動しています。
下降期「10〜11月」
旅のオススメ度:★★★★☆
日本で言う「秋」の時期です。
ドバイの気温が下降し始める時期です。
平均最高気温:35〜30度
平均最低気温:24〜17度
※世界各都市の気候データより
この時期は、気温は徐々に下がってはくる時期ですが、まだかなり残暑は厳しいです。
正直、10月はまだ暑いですが、湿度は徐々に和らいできます。
陽射しは11月になると和らいできますが、私が11月中旬にドバイへ行った時も結構陽射しが強かったりしました。
夏場とは違うのは、湿度が低くなってる事です。陽射しは強くても日陰に入れば涼しさを感じます。
その辺りは上昇期(春)と似てます。
あと、この時期も上昇期と同じく、その年によって下降の差があるという事です。
厳しい夏だと、気温の下降も遅く、比較的穏やかな夏だと早めに下降するという感じですね。
10月は残暑が厳し目
11月は中旬以降は過ごしやすい
こう考えて貰えれば大丈夫かと思います。
日本の長期休みはどうか?
さて、ここで気になるのが「日本の長期休みの時期」
「GW」「お盆休み」「年末年始」
これらのドバイはどうなのか?
簡単にお伝えしていこうと思おます。
まず「GW」
ギリギリ大丈夫です。
陽射しは強いですが、日陰は割りと過ごしやすいです。
ホテル代は可もなく不可もなくです。
次に「お盆休み」
物凄く蒸し暑いです。
過ごすなら屋内で優雅に過ごしましょう。
特に、ホテル代が安いので、グレードの高いホテルに気軽に滞在できます。
最後に「年末年始」
良いシーズンです。
とても過ごしやすく、絶好のシーズンです。
難点としては、世界的に有名なドバイのカウントダウンがあるので、ホテル代は高騰します。
まとめ
ドバイに行くには一番いい時期としては、ズバリ「快適期」でしょう。
ドバイを一番快適に楽しむには、この時期以外あり得ません。
ただ、ホテル代が高くなるのが唯一のデメリットです。
「高温期」は「観光」として考えるとキツイですが、ホテルがかなり安くなりますので、「超豪華なホテルライフを気軽に味わう」=「セレブな体験」をするには持って来いの時期だったりします。
それ以外には、11月〜12月にかけてもオススメです。
オンシーズンに入る時期ですが、ホテル料金がオンシーズン並に安かったりもしますので、意外と狙い目な時期でもあります。
4月〜5月は逆にあまりホテル料金は安くはないです。
(でも、4月は航空券が安く、5月はGWで行きやすい)
ドバイは意外と時期によって特徴づけがされていますので、
ご自身の「滞在目的」によって時期を選ぶと、より旅をお得に楽しめるかと思います。