ドバイホテル滞在記:デュシタニ・ドバイ
ドバイの中心地「ダウンダウン」
最も人気のあるこのエリアには多くのホテルがありますが、当然ながら宿泊料金も当然高めです。勿論、中心に行けば行くほど料金は高くなります。
このように人気があり高いダウンタウンですが、たった通りを1本ズラすだけで、お得に滞在することができたりします。
ドバイ・モールにもメトロ駅にも近く、しかも5つ星ホテルという好条件のホテル。それがこの「デュシタニ・ドバイ」です。
特徴的な形のタワー
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ドバイで一番の大通り「シェイク・ザーイド・ロード」
この大通りに面しており、空港方面からダウンタウンに来るときに、ドバイ・モールやブルジュ・カリファの手前にポツンと見える特徴的な建物があります。それがこの「デュシタニ・ドバイ」です。
ダウンタウンとDIFCの間にあるこのホテルは、ダウンタウンの旅行者だけでなく、金融街のビジネスマンにも利用される立地にあります。また、メトロ駅「フィナンシャル・センター」に徒歩で行ける立地の良さもこのホテルの強味と言えるでしょう。
5つ星ホテルでありながら、ダウンタウンの中心地(ブルジュ・カリファやドバイ・モールがある場所)より、たった大通り1本離れているだけでリーズナブルな価格になる。
これはドバイだけでなく、どこにでも当てはまる事ですね。
では、さっそく「デュシタニ・ドバイ」がどのようなホテルか見ていこうと思います。
エントランス
特徴的な建物のデュシタニ・ドバイに到着。
ここはタクシーで来るには便利なようですが少々不便です。
シェイク・ザイード・ロード沿いのホテルは、どれも一方通行の側道に入ってのアクセスになるので、方向や場所が悪いと延々と一方通行を進むことになります。
ホテルに到着。ドアマンが荷物を下ろしてくれて車から降りると、何やら賑やかな音が聞こえるではないか。
さっそくホテルの中へと向かうと、エントランスホールでクリスマスのイベントをやってました!子供たちが親と一緒にクリスマスソングなど合唱したりしてました。
この日はちょうどクリスマスイブの日。
長旅の疲れを賛美歌に癒やされるように、しばらくエントランスホールで聴き入ってました。
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先に通常時をお伝えしようと思います。
翌日のエントランスホール(あ、いつもはツリーはありません)の様子。
入口を入って左側にフロントがあります。チェックインはこちらで行い、客室へのエレベーターは反対側(入口を入って右側)にあります。
エントランスホール奥にはソファースペースがあります。
(写真では分かりづらいですが)
スペースは広くはないですが、機能的に配置してあるので、座る場所は意外とたくさんあります。
2階からエントランスホールを見た様子。クリスマス時期なので飾り付けがたくさんついてます。ここがイスラム教国と思えないぐらい街中はクリスマス一色になってます。
さすがは商売上手なドバイと言ったとこでしょうか。
ちなみに、2階にはレストランがあります。
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程なくしてイベントが終わったので、さっそくチェックインを。
デポジットと滞在分のツーリストディルハム(税金)を支払い、カードキーを渡され客室階と部屋番号を伝えられWi-Fiと朝食の説明を受けます。
心なしかスタッフもにこやかで、とても親切に感じました。
では、さっそく客室へと行こうと思います。
客室
客室階へ到着。エレベーターホールは吹き抜けになっています。
ドバイではこのようなタイプのホテルは、今は少なくなってきてます。ディラなどの旧市街地などには割と見かけますが、新しいホテルが立ち並ぶダウンタウンなどはかなり珍しいタイプです。
中央の吹き抜けの下はレストランになっていて、朝食はこちらで食べることができます。
客室に到着。さっそくカードキーで中に入ってみます。
中に入るとすぐ左側がクローゼット、右側がバスルームになっていて、客室の奥がベッドルームとなってます。
入口から見たベッドルーム。このホテルはモダンなタイ様式のデザインを至る所に取り入れており、客室もその様になってます。
客室の広さ:39㎡
客室タイプ:デラックスルーム(Burj Khalifa View)
ホテルグレード:5つ星
予約したのは一番下のグレードの部屋でしたが、ブルジュ・カリファが見える高層階の客室でしたので、どうやらアップグレードされたみたいです。
ベッドサイズはキングサイズのワイドタイプ。普通のキングベッドより10cmぐらい幅広いタイプですので、2人で寝ても十分すぎる広さがあります。1人ならどの方向で寝ても十分寝れるぐらいの広さがあります。
ベッド脇のサイドテーブル。広さは平均的なタイプですが、コンセントがすぐ近くにあるのは嬉しいです。枕元でスマホなどを充電するためには無くてはならない存在です。
窓側には1人掛けのソファーが2つとガラス机にチェアがあります。
ソファーの座面が若干長いので背中にクッションを敷かないと上手くフィットしません。特に背が低い人は足がブラブラするかもしれません。また、背もたれが低くいので、ゆったりもたれる事はできません。座り心地は特に問題はなかったです。
ベッドの正面にはテレビと棚付きガラステーブルに大きな鏡があります。
レザー製(フェイクかな)の椅子は高さも調整でき、ソファーと比べて座りやすかったです。テーブルの前に大きな鏡があるのも女性にとって便利ですね。
ベッド正面にあるテレビ。テレビ下の棚の上に置いてある物は、水とスティックコーヒーとティーバッグ類は無料ですが、水と電子ケトルの間にある物は有料ですので気をつけて下さい。
テレビ下の棚の中の冷蔵庫はミニバーとなってます。ミニバーも有料ですのでご利用の際にはご注意下さい。
窓側からの眺め。真ん中の格子状は扉となっていてバスルームと繋がってます。開けるとちょうどバスタブが目の前に見えます。
バスルームとクローゼットは客室入り口廊下にあります。向かって右側がクローゼット、左側がバスルームです。
クローゼットのサイズは容量的にそれほど広くありませんが、1〜2人で使うには十分な広さはあります。
こちらはバスルーム。入った正面に洗面だが1個。右側奥にトイレと手前にシャワールーム。左側にバスタブがあります。
シャワールームとトイレはこちら。
トイレが個室なのは嬉しいです。シャワールームも個別であるのは嬉しいですが、バスタブからシャワールームまで距離があるので、バスタブからシャワールームへ移動するには床が濡れてしまうのがちょっと残念ですね。
バスタブはこちら。広さ的には身長170cm程度の人が横になって浸るには若干足りませんが、ゆったりと浸ることはできます。横幅は問題ない広さです。
窓からの眺めですが、チェックインした時は既に夜になっていたので、この日は大して外を見ずに寝てしまいました。
すると、次の日、外はまさかこんな状態になってるとは!?
な、何と!辺り一面濃霧でダウンタウン一体が隠れてしまっているではないか!!
ブルジュ・カリファとアドレス・ブールバードホテルと隣のオフィスビルが見えるだけで、後は真っ白な霧に覆われて全く見えません!まるで雲の上にいるみたで、とても幻想的でした。
1枚目の写真と2枚目の写真を見比べると分かると思いますが、時間が経つにつれ徐々に霧が下がって(晴れて)いくのが分かります。
昼頃には霧はすっかり晴れて通常の景色に戻ってました。
ちなみに、霧がまったく無い平常時の景色がコチラ。その差はすごいですよね!さすがにこれには驚きました。
ドバイ(UAE)では冬場に夜中〜明け方にかけて霧が発生する事がありますが、ここまで凄いのはなかなかお目にかかれません。
今回滞在したのが高層階だったので貴重な景色が見れましたが、下の方の階だと窓からは「真っ白」な世界が広がってたでしょうね。
Wi-Fi
宿泊者は無料でWi-Fiが使えます。
接続方法はチェックイン時に教えてもらえますが、スタッフが伝え忘れている場合もよくあるので、お伝えしておきます。基本的にはどのホテルも接続方法は似たような方法なので、覚えておくと便利です。
ホテルのWi-Fiに接続すると、接続案内に飛びます。
デュシタニのWi-Fi接続画面は英語表記ですが内容は簡単です。
まず、画面下の「I Agree Terms & Conditions」にチェックを入れた後に「In-House Guest」をタップします。
「Room Number」に客室番号を入力し「Last Name」にゲスト名(ラストネーム:例:山田太郎なら「yamada」)を入力します。入力し終わったら「Login」をタップします。
そのまま画面が変われば接続完了です。
Wi-Fiの速度に関しては、特に速度制限等の表記はありませんでした。
では、実際にどれぐらいの回線速度なのか、測定してみました。
速度はそれほど速くはありませんでしたが、普通に使う分には問題はない速度ではないでしょうか。
実際に使ってみた感覚では、特に問題なく利用できました。ただ、重いデータを扱ったりするとストレスと感じるかと思います。一応、動画も割りと快適に再生できました。
朝食
朝食は15階か20階(うる覚えでスミマセン)のレストランで食べることができます。
レストランはビュッフェスタイルで1フロアすべてがレストランなので、座席数は結構あります。タイ料理、イタリアンなど、夜は別々のレストランですが、朝食時は個別営業はしておらず、レストラン階のエレベーターホールに料理がズラッと並べられていて、それを各レストランの自分のテーブルに運んで食べる形式です。
今はクリスマス時期なので、ここにもクリスマスツリーがあります。
と、実はこのデュシタニ・ドバイの朝食ですが、写真を取り忘れていました!
一枚もありません・・・(涙)
てな事で、文字だけになりますが、朝食の印象をお伝えします。
「レストランは広く席数もかなりありました」
「料理の種類はあまり多くはありませんでした」
「ブルジュ・カリファビューの席がオススメ」
「料理の匂いが意外とこもっている」
ですかね。
まとめ
ドバイ旅行の際に選ぶホテルの条件は人それぞれです。
その中でも、以下の条件を挙げる人はいると思います。
「エリアはダウンタウン」
「5つ星ホテル」
「ドバイ・モール近く」
「メトロ駅近く」
「一定以上のクオリティー」
「できるだけ安く」
正直、これらの条件を満たせるホテルは、なかなかダウンタウンにはありません。その中でもデュシタ・ドバイは数少ない「条件を満たせれるホテル」となります。
ただ、お伝えしておきたいことが1つあります。
それは、ドバイ・モールまでの道のりは思ったよりも近くはないという事です。
その理由は、すぐ近くが大きな通りのジャンクションになっているので、それを歩いて回避して行こうと思うと結構回り道する必要があるからです。
それでもこのデュシタニ・ドバイは十分に近い距離です。
タクシーでもメトロでもすぐ近くなので便利なのは間違いないです。
タクシーやUberを使えばあっという間に、しかも安くドバイ・モールに行けるのには変わりありません。
それ以外では、どれも要望を満たすことができる。そんな欲張りなホテルと言えるでしょう。