ドバイホテル滞在記:ハイアット・プレイス・ドバイ・アルリガ

ドバイホテル滞在記:ハイアット・プレイス・ドバイ・アルリガ

ドバイには多くのホテルがあります。
当然ながら、大手ホテルグルームのホテルも多く進出しています。

Marriott
SPG
Hyatt
Hilton
InterContinental
AccorhHotels

など、名だたる世界的なホテルグループがドバイという場所に集まり、しかも同系列のホテルが複数ありホテル好きには何とも魅力的な場所になっています。

日本でも人気の高いグループ「ハイアット」
ハイアット系列の中でも、日本にはまだ進出していないカジュアル系ブランド「ハイアット・プレイス」

今回はドバイに2箇所ある同ブランドの片方「ハイアット・プレイス・ドバイ・アルリガ」をお伝えしていきます。

多くの人が行き交う街の便利なホテル

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「ハイアット・プレイス・ドバイ・アルリガ」はドバイ国際空港がある、ドバイでは比較的古い地域「シティーエリア」にあります。

このエリアの特筆すべきは「物価が安いこと」です。
街中の飲食店は他のエリアと比べるとかなり安いので、滞在中の食費はかなり抑えられる事でしょう。

このエリアにあるホテルの中でも、この「ハイアット・プレイス・ドバイ・アルリガ」はダウンタウンへのアクセスが実は結構便利だったりします。

メトロ駅「Al Rigga(アルリガ)」まで歩いて約5分。
ダウンタウンに向かうのにも主要道路のすぐ近く。

という立地なので、
メトロでもタクシーでも簡単にダウンタウンへ行くことができます。

エントランス

ホテルに到着。
ドアマンが荷物を下ろしてくれて中へと案内してくれます。

エントランス入って真正面がフロントと非常に分かりやすい作りとなってます。
白く広いエントランスホールもとてもシンプルで、飾り付けなども必要最低限でカジュアルな雰囲気があります。

だからと言ってサービスはその限りではありません。
チェックイン時のスタッフの手際はよくとてもスムーズで、パスポートを返す時には日本語で「ありがとうございます」と言い両手で軽くお辞儀をしながらパスポートを戻してくれ「これがジャパニーズスタイルよね」とニコリ。

滞在中もエントランスのスタッフは気軽に声をかけてくれました。
特に、チェックイン時に対応してくれたスタッフ2人は最後まで覚えててくれて、ちょっと嬉しかったです。特に会話をした訳でもないのに。

一応、フロントの裏側には簡単なラウンジがあり、入口右側には待ち合いスペースがあります。

客室階へのエレベーターはエントランスホール左側の奥、写真のちょうど左側真ん中辺りになります。ちなみに、少し分かりづらいですがその奥のガラス扉(白っぽくなってる箇所)は裏口となっていて裏通りに出れます。

アルリガのメトロ駅にはここから出たほうが便利です。
ただし、外に出るのには不要ですが、外から入るのには客室のカードキーが必要です。

また、裏から出て右側に行くと大きなスーパーマーケットがあります。色々と売っているので滞在中はとても便利です。

ちなみに、「アパートメントタイプ」を予約した場合はホテルとは違い、エレベーターで直接客室へは行けません。
一度2階へ上がってから、ジムとプールがある廊下を通ってレジデンス棟へと行き、そこからエレベーターで客室へと上がっていきます。

一応、チェックイン時にスタッフが教えてくれますが、意味が分からないと混乱するのでご注意下さい。

では、客室へ上がっていこうと思います。

客室

客室に到着。さっそくカードキーで中に入ります。

中は白系をベースとした配色で、茶色のウッド系家具が配置され、鮮やかな赤が差し色になっているのが印象的でした。

入り口方向から見たベッドルーム。
客室全体は無駄がなくシンプルな作りはとても好感が持てます。
全面が窓なので圧迫感も少なく採光性はとても高いので、部屋の白さと相まって部屋はとても明るく開放的に感じます。

客室の広さ:35㎡
客室タイプ:デラックス
ホテルグレード:4つ星

客室は部屋の配色と家具の配置のせいか、サイズ以上にとても広く感じます。

ベッドはキングサイズ。写真で見ると狭く感じますが、実際にサイズはキングなので、1人で寝るのは元より2人で寝ても十分ない広さです。ベッドも柔らかすぎず固すぎずで、個人的には気持ちよく寝れました。

ベッド脇のサイドテーブルは横幅が広く、コンセントもすぐ近くにあるので、スマホだけでなくタブレットやPCも一緒に置いて充電することができます。

ベッドの反対側にはカウチソファーがあります。
3人がけでしかもカウチ付きなので、かなりゆったり座ることができます。更にカウチがあるのはポイント高いです。

ソファー横のサイドテーブルに置いてある水はベッドメイキング時に補充してくれます。もし足りなかったり補充されてない時はスタッフに言えば貰えます。
多めに貰っておけば、外出時に持っていけるので少し多めに貰うことをオススメします。

客室からの眺め。滞在した客室は内側向きの部屋ですぐ下がプールになっています。
また、この客室にはバルコニーはついていませんので、残念ながら外に出ることができません。

ソファー側の窓側から見た客室の様子。窓側の反対側にはテレビとミニバーとちょっとしたデスクスペースがあります。

壁掛けテレビはベッドとソファー両方から見れる位置にあります。ミニバーは下の扉の中にあります。

テーブルの部分にはコンセントが2つあるので、PC等を使って作業を行うのにとても便利です。ベッドから近いのも何気にありがたいです。

クローゼットは入口を入った右側にあります。左側がバスルームになってます。

クローゼットの中はこの様。中は余計な棚等の仕切りもなくシンプルな作りになっているので、1〜2人で使う分には必要十分の広さになっている思います。

こちらはバスルーム。ハイアット・プレイスはハイアットブランドの中でもリーズナブルなブランドに位置するので、作りはシンプルになっており、バスローブやスリッパ等のアメニティもありません。

シャワールームのみでバスタブはないです。
他の地域は分かりませんが、ドバイにある2箇所のハイアット・プレイスにはバスタブはありません。

洗面台は底が浅い丸型タイプ。底が浅くても蛇口からは泡沫状の水が出るので、周りへの跳ねっ返りは少ないです。

トイレはセパレートタイプではありません。

シャワールーム。ハンドタイプのが1つ付いたシンプルなブースとなってます。
水圧は若干弱かったですが、それ以上に気になったのはお湯の出がイマイチだったという事です。最初は温かいお湯が出ますが、しばらくするとぬるくなってきました。そんなにシャワーを使ってたわけじゃないのに・・・
ちなみに、ドバイのハイアット・プレイスにはバスタブはありません。もう1つの方もありませんでした。

カウチソファーでゆったりし。このソファーは思った以上にゆったりできます。個人的にかなりお気に入りです。

ここから客室を見ても広さは十分にあると感じます。
それだけ無駄なく機能的にまとめられているなと感じます。

Wi-Fi

宿泊者は無料でWi-Fiが使えます。
大手ホテルチェーンでは使えるのが「当たり前」になっています。

接続方法はチェックイン時に教えてもらえますが、スタッフが伝え忘れている場合もよくあるので、お伝えしておきます。基本的にはどのホテルも接続方法は似たような方法なので、覚えておくと便利です。

ホテルのWi-Fiに接続すると、接続案内に飛びます。

ホテルのWi-Fiに接続すると、接続案内の画面に切り替わります。
言語は日本語になっていますが、もし日本語になっていなければ、画面上部のタブから「日本語」を選択して下さい。

画面をスクロールして、一番下の「ご宿泊のお客様」をタップします。

下の写真の左側のような画面に変わったら、客室番号とゲスト名のラストネーム(例「山田太郎」なら「yamada」)を入力して「NEXT」をタップします。

すると右側の画面に移りますので、一番下までスクロールそて「Connect」をタップします。

回線速度は残念ながら「6Mbps」に制限されています。
ドバイのハイアットはどこも同じような速度に制限されていますので、ここでも例外ではないですね。

では、実際にどれぐらいの回線速度なのか、さっそく測定してみました。

ドバイの他のハイアットに滞在したときも同じでしたので、ドバイのハイアットはどこも同じなんでしょうかね。

制限はされてますが、速度的にはほぼ上限まで出ているので、良い結果だと思います。
実際に使ってみた感想は、画像が多いページは若干画像が出るまでに時間がかかりましたけど、それ以外はストレスなく普通に利用できました。動画も思った以上に快適に再生できてました。

朝食

朝食は1階のエントランスホール左側奥のレストランで食べることができます。

ハイアット・プレイス・アルリガでは、宿泊者は基本的に無料で朝食を食べれます。
ドバイにある他のハイアット・プレイスでも宿泊者は誰もが無料で朝食を食べれたので、ハイアット・プレイス自体が無料で朝食を提供しているのかと思います。
(他の地域はどうなのかは分かりません)

レストランに入ると、特にスタッフに部屋番号と人数は告げなくても問題ないです。そのまま座席に座って食事して下さい。

席数はそこそこありますが、宿泊者全員無料なのでそれなりの人数が訪れるので、時間帯によってはかなり混み合います。レストラン前やエレベーター内に、どの時間帯が空いているか表しているポスターがありますので、朝食を食べる時間はそちらを参考にしてもらうといいかと思います。

料理の方ですが、過度の期待はしないようにして下さい。
完全に無料ということもあり、量も種類もあまり多くなくはありませんです。

とは言うもの、完全に無料で朝食を提供するホテルにしては、種類は多くクオリティーも良い方じゃないかなと思います。

甘いデニッシュ系のパンやらジュース類しか提供しないホテルと思うと、全然クオリティーが高いですしね。

まとめ


旅の目的やプランは人それぞれです。
人によっては、ホテルはできるだけ安くして、食事や買い物にお金を使いたい!という人も結構いると思います。

とは言うもの、大部分の人は
「ホテル代は抑えたいけど、安いホテルは不安がある」
のではないでしょうか?

そういう人にとって、この「ハイアット・プレイス・ドバイ・アルリガ」はかなり有力な滞在先候補となるでしょう。

大手ホテルグループ「ハイアット」のブランド力に加え

「メトロ駅近く」
「タクシーでの利便性も高く」
「リーズナブルな価格」

という条件を求めるなら、このハイアット・プレイス・ドバイ・アルリガは間違いなく滞在して損はしないホテルと言えます。

ホテル修行にもってこい?

あと、少数派ですが、ハイアットの宿泊実績を稼ぎ(いわゆる「修行」)たい人にとっては、このリーズナブルなハイアットは絶好のホテルとも言えるでしょう。下手すると、ドバイにある他のハイアット系列の半額ぐらいで泊まれる場合もあります。

また、ドバイには多くのハイアット系列のホテルがありますので、修行のしやすさも魅力の1つです。

いずれにせよ、立地が良く、ハイアット系列にリーズナブルに泊まるのは、大きな魅力であることに変わりはありません。

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