ドバイホテル滞在記:ハイアット・プレイス・ドバイ・バニーヤスクエア

ドバイホテル滞在記:ハイアット・プレイス・ドバイ・バニーヤスクエア

多くのホテルがあるドバイ。
当然ながら、大手ホテルグルームのホテルも多く進出しています。

Marriott
SPG
Hyatt
Hilton
InterContinental
AccorhHotels

など、名だたる世界的なホテルグループがドバイという場所に集まり、しかも同系列のホテルが複数ありホテル好きには何とも魅力的な場所になっています。

日本でも人気の高いグループ「ハイアット」
ハイアット系列の中でも、日本にはまだ進出していないカジュアル系ブランド「ハイアット・プレイス」

今回は前回ご紹介した「ハイアット・プレイス・ドバイ・アルリガ」に引き続き、ドバイに2箇所あるもう一方の「ハイアット・プレイス・ドバイ・バニヤス スクエア」をお伝えしていきます。

下町情緒溢れる街の駅直近の立地

>
「ハイアット・プレイス・ドバイ・バニヤス スクエア」はドバイ国際空港がある、ドバイでは比較的古い地域「シティーエリア」にあります。

このエリアの特筆すべきは「物価が安いこと」です。
街中の飲食店は他のエリアと比べるとかなり安いので、この辺りで食べるなら滞在中の食費はかなり抑えられます。
この辺りの店は、最初はとても入りづらそうな雰囲気があったりしますが、入ってみると意外と親切だったりするので、通り沿いの店を一度覗いてみるのもいいでしょう。

このエリアで慣れると、街中のモール内にあるフードコートの店の値段すら高く感じてしまします。

また、メトロ駅「Baniyas Square(バニヤス スクエア)」のすぐ目の前にあるので、ダウンタウンを始め他のエリアに行くにも便利です。駅の近くには24時間営業のスーパーマーケットもあるので、滞在中は何なと重宝します。

エントランス

ホテルの入口は「ハイアット」というのは元より、全く「ホテル」という感じはしないです。
1階には普通にテナントが入ってますので、更にそう感じるでしょう。一応、この建物丸ごとハイアットなんですが・・・

中に入ると、まず「あれ?」ってなると思います。
「ここ、ホテルだよね?フロントどこ??」って。

中に入ると、セキュリティーの人が目の前にいて、「チェックイン?」と聞いてきますので、その旨を伝えるとフロントは2階でそこのエレベーターで上がると早いと教えてくれます。

写真右側に写っているエレベーターがフロントへ向かうエレベーターです。
コチラのエレベーターとは別にもう1箇所エレベーターがあります。写真左側には奥に行ける通路があります。こちらを突き当たりまで行くと客室階へ直接上がれるエレベーターがあります。
チェックインしたら普段はコチラを使う事になります。

1階のエントランス正面側にあるエレベーターから上がると、すぐ目の前にフロントがあります。扉が開いた瞬間から「フロント!」ですので絶対に分かります。

ここでチェックイン手続きを行い、カードキーを貰います。
客室階へのエレベーターはフロントまで上がってきた物とは違いますので、間違えないようにして下さい。「今、上がってきたエレベーターの裏側にあるから」と教えてくれます。

こちらはフロントの左側サイドにあるロビーラウンジです。逆方向の右側サイドはレストランになっていて、朝食はそちらで食べることができます。

ちなみに、客室階へのエレベーターは、ちょうどこの写真の右側手前辺りから行けます。
では、さっそく客室へ上がっていこうと思います。

客室

客室階へ到着。
エレベーターホールは正面が鏡になっていて、メタリックカラーのエレベーター周りが写り込んでいたので、到着時の印象は若干無機質な感じがしました。

エレベーターホールとは逆に、温かみがあるベージュとブラウンのシンプルで落ち着いたデザインの廊下。天井が何気に高いなと思いながら客室へと向かいます。

客室に到着。さっそくカードキーで中に入ります。
中はベージュの内装と茶色のウッド系家具が配置され、奥にはベッドが見えます。
入って右側がバスルームとなってます。

入り口方向から見たベッドルーム。
客室全体は無駄がなくコンパクトな作りで、色合いも落ち着きがあり安っぽさは全く感じさせません。

客室の広さ:33㎡
客室タイプ:デラックス
ホテルグレード:4つ星

客室は若干縦長の形をしてます。広さはそれほどありませんが、コンパクトに必要なものが揃っている印象がありました。

ベッドはキングサイズ。1人で寝るのは元より2人で寝ても十分ない広さです。
また、ベッドも柔らかすぎず固すぎずで、個人的には気持ちよく寝れました。
ベッド脇のサイドテーブル。横幅が広くてコンセントもすぐ近くにあるので、スマホだけでなくタブレットやPCも一緒に置いて充電することができます。

ベッドのすぐ横にはカウチ付きソファーがあります。
3人がけなのカウチソファーは、見た目通りかなりゆったり座ることができます。
ちなみに、真ん中の茶色に物はテーブルではなくカウチ兼椅子です。

また、ベッドから距離が近いので、サイドテーブルにあるコンセントから電源を容易に引っ張っることができるので、ここでゆったり作業もできます。ただし、気持ちよくて寝落ちはしないようにして下さい。

ベッドルーム奥のの窓側から見た客室の様子。広さはそれほど感じません。
この客室にはバルコニーは付いてなく窓も開きません。
(窓から外の景色を取り忘れました)
ベッド正面にはテレビとクローゼット含めた各種収納スペースとデスクがあります

クローゼットはコチラ。容量自体は多くはありませんが、余計な仕切りもなくシンプルな作りなので意外と広く感じます。1〜2人で使う分には必要十分の広さになっている思います。
ベッドの正面には壁掛けテレビと収納やドレッサー兼用のテーブルがあります。
テレビ下の天板(テーブル)は意外に広いので、ちょっとした物を置くスペースとして重宝しました。
テレビ台の下の収納は冷蔵庫とミニバーになってます。ミニバーやこちらの引き出しに入っているお菓子類は有料です。インスタントコーヒーやティーバッグは無料です。水同様足りなくなったらい補充してもらえます。

こちらはバスルーム。
ハイアット・プレイスはハイアットブランドの中でもリーズナブル・ラインに位置するので、シンプルな作りとバスローブやスリッパなど一部アメニティ類が置いてありません。
その分、安く提供できるという訳です。

洗面台はシンプルな四角型タイプ。
底が浅くても蛇口からは泡沫状の水が出るので、周りへの跳ねっ返りは少ないです。
また、トイレもセパレートタイプではありません。

シャワールームのみでバスタブはありません。
他の地域は分かりませんが、ドバイにある2箇所のハイアット・プレイスにはバスタブはありません。

中はハンドタイプのシャワーヘッドが1つ付いたシンプルなブースとなってます。
水圧は若干弱かったですが、お湯の出は特に問題はありませんでした。

ただ、1箇所気になるとこがありました。
シャワールームの扉が完全に閉まり切らなかった事です。
上のレールに付いていたストッパーの関係で、3cm程度の隙間ができてしまってました。
シャワールームが広かったので外に水が跳ね出るという事は無かったですが、シャワーの使い方によっては十分出てしまうなと思います。

これがたまたま私が滞在した部屋だけなのか、それともこれが当たり前なのかは分かりませんが、少し気になりました。

それ以外は特に問題は感じませんでした。

Wi-Fi

宿泊者は無料でWi-Fiが使えます。
大手ホテルチェーンでは使えるのが「当たり前」になっています。

接続方法はチェックイン時に教えてもらえますが、スタッフが伝え忘れている場合もよくあるので、お伝えしておきます。基本的にはどのホテルも接続方法は似たような方法なので、覚えておくと便利です。

ホテルのWi-Fiに接続すると、接続案内に飛びます。
ホテルのWi-Fiに接続すると、接続案内の画面に切り替わります。
基本的にドバイのハイアット系ホテルは、デバイスの言語設定を自動的に認識して日本語になります。もし日本語になっていなければ、画面上部のタブから「日本語」を選択して下さい。

画面をスクロールして、一番下の「ご宿泊のお客様」をタップします。
次に下の写真右側のような画面に変わったら、客室番号とゲスト名のラストネーム(例「山田太郎」なら「yamada」)を入力して「NEXT」をタップします。
次の画面に移ったら一番下までスクロールして「Connect」をタップします。
ここで気がついたことが1つ。
ドバイにある他のハイアットのような「あなたの接続速度は、○Mbpsに制限されます。」という文言が書いてありません。

このハイアット・プレイス・ドバイ・バニヤス スクエアだけ制限していないのでしょうか?それとも書いていないが実際は制限されているという事なのでしょうか?

真相を確かめるべく、恒例の回線速度の測定を行ってみました。
めちゃくちゃ速いです!予想以上に速いです!!
ドバイの他のハイアットは概ね2〜5Mbpsぐらいの速度に制限され、実測値もそれぐらいの範囲でした。そう思うと、ここだけ異質の存在と言ってもいいでしょう。

これだけの速度があればネット環境は快適そのもので何も文句はないでしょう。
勿論、使ってみた感想は特にストレスを感じることなく、快適そのものだったのは言うまでもありません。

朝食

朝食は2階のフロントの右側サイドにあるレストランで食べることができます。

ハイアット・プレイス・ドバイ・バニヤス スクエアでは、宿泊者は基本的に無料で朝食を食べれます。
ドバイにある他のハイアット・プレイスでも宿泊者は誰もが無料で朝食を食べれたので、ハイアット・プレイス自体が無料で朝食を提供しているのかと思います。
(他の地域はどうなのかは分かりません)
レストランに入ると、入口にスタッフがいる場合は部屋番号を伝え、いない場合はそのまま座席に座って食事して下さい。特にスタッフに部屋番号と人数は告げなくても問題ないです。
または、朝食を食べている時にスタッフが部屋番号を聞きにくることがありますので、その時は伝えて下さい。

レストランのスペースはそれほど広くはなく、朝食の種類も座席数もあまり多くありません。
料理もこの写真内に収まる範囲種類しかありません。(詳細の写真は撮り忘れました)
さて、料理の方は過度の期待はしない方がいいですが、完全に無料で朝食を提供するホテルにしてはクオリティーも良い方じゃないかなと思います。

甘いデニッシュ系のパンやらジュース類しか提供しないホテルと思うと、全然クオリティーが高いですしね。

ホテル周辺


この「ハイアット・プレイス・ドバイ・バニヤス スクエア」がある辺りは近くに「ゴールド・スーク」や「スパイス・スーク」など有名な観光スポットがありますが、多くはドバイで仕事をしている人たちが住んでいる場所でもあります。

また、「ゴールド・スーク」などに徒歩で行こうと思うと、道が真っ直ぐじゃなかったりして意外と行きにくかったりもします。なので、スマホ等でマップが使えない場合は迷う恐れがあります。

最寄りのメトロ駅「Baniyas Square」の出入口からホテルが正面に見えるぐらい近く、駅前には24時間営業のスーパー「Choithrams」がありるので、移動やちょっとした買い物には不自由はしません。

まとめ


旅の目的やプランは人それぞれです。
人によっては、ホテルはできるだけ安くして、食事や買い物にお金を使いたい!という人も結構いると思います。

とは言うもの、大部分の人は
「ホテル代は抑えたいけど、安いホテルは不安がある」
と思うのではないでしょうか。

そういう人にとって、この「ハイアット・プレイス・ドバイ・バニヤス スクエア」はかなり有力な滞在先候補となるでしょう。

大手ホテルグループ「ハイアット」のブランド力に加え

「メトロ駅近く」
「物価が安い場所」
「リーズナブルな価格」

という条件を求めるなら、このハイアット・プレイス・ドバイ・バニヤス スクエアは間違いなく滞在して損はしないホテルと言えます。

ホテル修行にもってこい?

あと、少数派ですが、ハイアットの宿泊実績を稼ぎ(いわゆる「修行」)たい人にとっては、このリーズナブルなハイアットは絶好のホテルとも言えるでしょう。下手すると、ドバイにある他のハイアット系列の半額ぐらいで泊まれる場合もあります。

また、ドバイには多くのハイアット系列のホテルがありますので、修行のしやすさも魅力の1つです。

いずれにせよ、立地が良く、ハイアット系列にリーズナブルに泊まるのは、大きな魅力であることに変わりはありません。

「ハイアット・プレイス・ドバイ・バニヤス スクエア」の料金一括比較はコチラ

スポンサーリンク