ドバイホテル滞在記:ラディソン・ブル・ドバイ・ホテル・デイラクリーク
ドバイには多くのホテルチェーンが進出しています。
Marriott
SPG
Hyatt
Hilton
InterContinental
AccorhHotels
など、名だたる世界的なチェーンがドバイという場所に集まり、しかも同系列のホテルが複数ありホテル好きには何とも魅力的な場所になっています。
その中で「Radisson(ラディソン)」も大手ホテルチェーンの1つです。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、世界中の都市で約1,400軒ものホテルを運営している巨大グループです。
今回はこの「Radisson」グループのホテル1つで、ドバイ・クリーク沿いにある「ラディソン・ブル・ホテル・ドバイ・デイラクリーク」をお伝えしていきます。
ドバイの交通の要所にある大手ホテル
デイラ側のドバイ・クリークに沿って走る大通り「バニヤス・ロード」
この大通り沿いにありドバイでも老舗の部類に入るホテルと言えるのが、この「ラディソン・ブル・ホテル・ドバイ・デイラクリーク」です。
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場所はドバイ国際空港からタクシーで約10分。
空港からメトロで行く場合は、レッドラインとグリーンラインが交差する駅「UNION」で下車。徒歩5分弱で着きます。
この「UNION」駅は多くの人が行き交う駅であり、駅のすぐ近くにはドバイで初期の頃にできたモール「アル・グレア・センター」があります。また多くの人が住むエリアなので物価も安く、街中には多くの飲食店があり滞在コストがかなり抑えられます。
また移動についても「UNION」駅からはダウンタウンまで1本で行け、レッドラインとグリーンラインが交差する駅なので、メトロを有効利用したい人にとっては絶好の立地と言えるでしょう。
エントランス
ホテルに到着。
ホテルのエントランスはクリーク沿いの大通りに面しており、作りは小ぢんまりとしています。ただ、駐車するスペースがあるので、道路に面している事が多いシティーエリアでは、乗り降りに気を使わなくていいのはありがたいです。
ホテルに到着するとドアマンが荷物を下ろしてくれます。
シティーエリアのホテルは荷物を運んでくれたりくれなかったりと、ドアマン次第なので、過度な期待はしないよう見して下さい。この辺りはどこも同じですね。私は自分で運びたい派です。
ホテルの中に入ると、アラビックなデザインの短い廊下があり、そこを進んで行った先からフロントやレストランへ行くことができます。2017年に改装が終わって全体的にキレイになったのが既にここから感じ取れます。
廊下を進んだ突き当りには小さな噴水があります。ここの右側にはフロントや客室へのエレベーターがあるエリアの入り口があり、左側にはレストランやホテル内のモールがあるエリアへの入り口があります。
さっそくチェックインしたいので、右側のフロントがあるエリアの方へと進みます。
チェックインを伝えパスポートを渡すと、慣れた手付きで手続きを行ってくれます。Wi-Fiはフリーで繋がるので特に手続きは必要ないという事と、朝食は1階で食べれるぐらいの説明でスムーズにチェックインできました。
客室階へのエレベーターは写真の真ん中左寄り奥となってます。
フロントがあるエリア入って右側はロビーラウンジとなってます。フリーで座れれるソファーがあまりなかったので、こちらで荷物を持って座っている人が多くいました。
では、さっそくエレベーターで客室階へと行こうと思います。
客室
客室階へと到着。
エレベーターホールは明るく汚れも全く無くキレイです。
それもそのハズ、2017年に改装工事が終わったばかりなので、以前に滞在したときと比べると格段にキレイになっていました。
客室へと向かう廊下。壁のクロスとフロアの絨毯を一新したのでしょうね。とてもキレイで絨毯もまだフカフカしてます。
客室に到着。
さっそくカードキーをかざして中へ入ると、中は短い廊下があり、右側にはクローゼット、左側にはバスルーム、奥にはベッドルームが見えます。
入口側から見たベッドルーム。
白を基調にした客室は改装して間もないだけありとてもキレイです。
絨毯も以前は簡素なグリーン単色でしたが、濃いベージュに同じく濃い青がアクセントに入って絨毯に変わり、全体的に高級感と落ち着いた感じに生まれ変わりました。客室の広さ:30㎡
客室タイプ:スタンダードルーム
ホテルグレード:4つ星
ベッドサイズはキングタイプ。写真で見ると広そうに感じませんが、キングサイズなので2人で寝ても十分に広いです。勿論1人なら余裕です。
ベッド脇のサイドテーブルは四角いタイプです。大きさはそれほどありませんが、コンセントがすぐ近くにあるので、スマホなどを充電しながら枕元で使えるのはいいです。
客室の一番奥、窓際には1人がけのソファーが2脚あります。以前は確か赤いソファーでしたが、雰囲気的にもこちらの方が客室にマッチしています。
座り心地ですが写真で見るより幅があるので、思ったよりもゆったりと座れます。
客室奥側から見た室内の様子。ベッド正面のはデスクとテレビがあります。
デスクにはネスレのエスプレッソマシーンがあり、コンセントも付いているので作業用にも重宝します。デスクの両脇はミニバーになっています。
また、デスク正面には折りたたみ式の鏡があるので、ドレッサーとしても利用できます。
左側にはミニバーの冷蔵庫があり中は有料となってますが、右側はコーヒーやティーバッグ類が入っていて、こちらは無料です。
バスルームとクローゼットは客室入り口側にあります。向かって左側がクローゼット、右側がバスルームです。
クローゼットの中は結構容量がありますので、2人で使うには十分な広さだと思います。マグカップやコップ類はこちらの棚に置いてあります。
グローゼットの反対側のバスルーム。
ドバイのシティーエリアにあるホテルは、比較的新しいホテル以外は同じようなデザインとなっていて、バスとトイレが別々になっているのは珍しいと思って下さい。
洗面台はシングルタイプです。改装して磨き直したせいか、結構キレイになっている印象があります。
バスタブはこちら。大きさは横幅はありますが縦幅はそれほどありません。と言っても十分に浸かるぐらいの広さはあります。バスタブ内に見える黒く汚れのように見えるのはザラッとした滑り止めです。
バスタブにはシャワーよけのガラス扉が付いているのはポイント高いです。これがあるとシャワー後の水の飛び具合が全く違ってきますので、個人的にはとてもありがたいです。
トイレはセパレートタイプではなくバスタブの横にあります。
基本的にシティーエリアにあるホテルは、このようなタイプのバスルームと思ってもらって良いと思います。
客室にはバルコニーがついています。バルコニーへの窓はそれほど広くはないので採光性は高くはありませんが、客室内はあまり暗く感じることはありませんでした。
バルコニーはそれほど広くはありませんが、椅子が2脚と小さなテーブル(?)があるので、ゆったり座ってクリークを眺める事ができます。
バルコニーからの景色。前回滞在した時は反対側でしたのでバルコニーからクリーク沿いのドバイの景色がバッチリ見えましたが、今回は角度的にあまり良い眺めではありませんでした。
前回このホテルへの滞在はツインルームで、その時はクリークの景色がキレイに見える方向でした。ただ、最初はホテル側のミスでダブルルームに案内されたました。その時は今回と同じ方角だったので、おそらくツインルームの場合は反対側(景色がいい方)のクリークがキレイに見える側ではないかと思います。
コチラが前回(というかツインルーム)の客室からの眺めです。全然違いますよね。
断然こちら側の方がいいですよね。
Wi-Fi
Wi-Fiの接続方法ですが、とても簡単です。
接続方法はチェックイン時に教えてもらえますが、スタッフが伝え忘れている場合もよくあるのでお伝えしておきます。と言っても特に何かを入力する必要はありませんので、知らな無くてもできると思います。
ホテルのWi-Fiに接続すると、接続画面に飛びます。
ラディソン・ブルのWi-Fi接続画面は英語表記ですが内容は簡単です。
まず、下の写真左側の画面が現れます。その中の「I reviewed and agree with the Terms & Conditions」にチェックを入れた後に「Connect」をタップします。
タップすると右側の画面に移りますので、右上の「完了」をタップすると接続完了となります。Wi-Fiの速度に関しては、特に速度制限等の表記はありませんでしたので、実際にどれぐらいの回線速度なのか測定してみました。
速度はそれほど速くはありませんが、普通に使う分には特に問題はない速度ではないでしょうか。
実際に使ってみた感覚では、特にストレスなく普通に利用できました。動画も思った以上に快適に再生できてました。
朝食とホテル内のモール
今回は朝食は食べませんでしたが、朝食は1階のレストランで食べることができます。
レストランはエントランスホールの噴水がある場所から行けます。噴水に向かって左側の扉がレストランエリアとなっています。
扉を抜けるとすぐに朝食のレストランがあり、朝食はコチラで食べることができます。クラブフロア滞在の人は、最上階のクラブルームと1階のコチラのレストランの両方で食べることができます。
個人的には種類が多い1階のレストランがオススメです。クラブルームは静かで景色はいいですが、食べ物の種類が少ないので色々と選んで食べたい人には向かいないかもしれません。
1階のレストランを抜けた先には他のレストランやショッピングができる小さなモールになってます。
早い時間は営業していませんが、炭火屋という焼き肉(海産物系も多くあります)食べ放題の店もあります。コチラはドバイ在住の日本人の間でも人気の店の1つです。
モールの一番端には小さなスーパーがあります。個人商店が多いデイラですが、意外とこのホテルの周りにはスーパーなどがないので滞在中は重宝すると思います。スーパーと言うよりかコンビニと言った方がいいかもしれませんね。
前回滞在した時は全く気が付きませんでした。(ひょっとしたら前回は無かったのかも)
まとめ
旅の目的やプランは人それぞれです。
ドバイに来たなら色々と見て回りたい!だけど滞在費をできるだけ抑えたい!と考えている人は結構いると思います。
特にアクティブに動き回りたい人には、立地というのが重要になってきます。
主要道路沿いで、レッドラインとグリーンラインが交差する駅近く、モールも徒歩圏内にある。また、ゴールドスークやスパイススークにも徒歩で行け、近くにあるアブラ・ステーションからクリークを渡って対岸も散策できる。
そういう、アクティブにドバイを散策しながら滞在費を抑えたいという欲張りな人には、この「ラディソン・ブル・ホテル・ドバイ・デイラクリーク」はピッタリなホテルおなっています。
これにプラスして、大手ホテルチェーン「ラディソン」という安心感。
「モール近く」
「主要道路沿い」
「2路線使える駅近く」
「観光地に徒歩圏内」
「リーズナブルな価格」
という条件を求めるなら、このラディソン・ブル・ホテル・ドバイ・デイラクリークは間違いなく滞在して損はしないホテルと言えます。