エティハド航空の「名古屋便」を利用する時の注意!エコノミークラス利用時は座席選びが特に重要!!可能ならビジネスクラスへのアップグレードの視野に?
このサイトにも頻繁に取り上げるエティハド航空。
セールでかなりお得な料金を出したりしていますので、個人的によく使っている航空会社という事もあります。
2017年7月現在、日本には成田空港と中部国際空港の2箇所に就航しており、最近、成田便も中部便も新しい機材が投入されたという事もあり、私がオススメしたい航空会社の1つであります。
このエティハド航空についてですが、若干注意する点がありますので、そこをお伝えしていこうと思います。
エティハド航空を利用する理由と嫌な理由
私がドバイに行くときによく利用しているのがエティハド航空です。
その理由は以下の通りです。
・最寄りの中部国際空港から出ている(ほぼ)直行便。
・アメリカン航空と提携している。
・料金が他の航空会社より安い。
・フライトスケジュールがいい。
特に、アメリカン航空のマイレージプログラム「アドバンテージ」との相性がよく、超格安の航空券でも加算率が100%あったので凄くマイルが貯まりやすく、しかも他のプログラムより少ないマイル数でドバイ(中東)までビジネスクラスで行けるという、まさに理想型だったからです。
ただ、残念ながら、2016年3月20日より必要マイル数の変更がされ、更に最近マイルの加算率も見直されてしまい、格安の航空券はほぼ加算されなくなってしまいました。それにより、個人的にマイル関連のポートフォリオを考え直さないと行けなくなってきました。(その辺りの話は長くなるのでまた今度で)
だからと言ってエティハド航空にはもう乗らないということではありません。現時点で、私がドバイに行くために一番便利に利用できる便なのは間違いないです。
でもね、エティハド航空は確かに便利で機材にも不満はありませんが、1つだけ大きな不満があります。ってか、それがあるから、正直「乗りたくないなぁ〜」と思ってしまったりしてます。
それは「中部便は北京経由」だからです!
(成田便は直行便なので問題ありません)
名古屋便エコノミークラスは「動物園」!?
ホント、あのBeijing経由ってのは、ガッカリです。
何故か?
まぁ〜あのBeijingから/Beijingまでの雰囲気と言ったら、「動物園」みたいです。運が悪いと、もう「カオス」ですよ、ホント。
じゃあ、どんなカオスっぷりだったと言うと・・・
機内で大声で喋っていたり、座席無視して座っていたりするなんて可愛いもんで、CAの注意を無視して離着陸中に電子機器を使いまくってるワ、離陸中に歩きだす人はいるワ、酷いのな荷物を取り出そうとする輩まで出てくるワで、さすがにCAも半ば諦めている状態。
ちなみに、この内容は全て同じ便で起こった出来事です。この時が一番ひどかったかな。
この時以外は、まだ割りとまともな状態でした。
何故こんな状態になったのか?
と言うか、何故こんな状態を経験したのか?
それは、完全に座席の選択をミスったからです。
運悪く、中国人の団体の近くに座席を取ってしまったからです。
なので、エティハド航空の中部〜アブダビ便は、事前の座席選びが超重要になります。
もう、北京からの団体客一団の中に1人ポツンと混じったら最後、「快適な空の旅」という言葉は諦めて下さい。
全ては「座席選び」がポイント
では、その時はどのように失敗したのか?
それは「大きく席が空いている機内後方の席を取った」からです。
ツアーなどの団体客の場合、ある程度まとめて席を取ります。当然ですがバラバラになるよりも色々と管理しやすいからですね。
基本的に旅客機の座席は前の方から埋まる傾向があります。降機するときに早く降りれるというメリットがありますし、機内サービスを早くに受けれるという事もあります。
私は基本的にシートマップの空席状況を見ながら、埋まり方を見て座席を選びます。
この時は、前方の席がそこそこ埋まっていたので、中盤の後ろ気味に座席を取りました。ちなみに後方は結構空いてたので、この辺に一団が来るなって予測していました。
それが蓋を開けてみると・・・
機内中盤まで団体客がひしめいている状態ではないか!
まだ、後ろのほうがマシな感じがするぐらいに・・・
完全に私の選択ミスです。
これ以降、中部便のエティハド航空で席を取るときは、必ず前方にするようにしてます。
(エコノミークラスの場合)
これを聞くと「中部便は最悪」と思うかもしれませんが、全てがこんな状況ではありません。
ビジネスクラスは「別世界」
これはあくまでもエコノミークラスの話です。
ビジネスクラスは別世界のように平和です。
当たり前ですが、おかしな人はいません。
完全に「隔離された世界」です。
エコノミークラスでの「カオス」っぷりとは完全に無縁の世界が広がってます。
もし、中部便を利用する場合は、有償アップグレード入札を視野にいれるのも、機内を快適に過ごす1つの選択肢かと思います。普通にビジネスクラスを購入するよりも、かなりお得にビジネスクラスを利用できます。
どれぐらいお得かというと、普通にビジネスクラスの航空券を購入すると、日本〜アブダビ(ドバイ)間は、通常時でおよそ50万円〜70万円ぐらいします。
※セール開催時は除く
アップグレードのススメ
エティハド航空の有償アップグレードは、「入札式」の形式を取っていますので、料金さえ支払えば確実にアップグレードされるというものではありません。
最低入札額は5万円〜7万円台で、最高が20万円近くになってます。
ちなにみ私は、今まで最低入札額でほぼアップグレードを落札(?)しています。
[エティハド航空のアップグレードについての記事はコチラ]
アップグレードに関しては2つの方法があります。
1つ目は航空券を購入したときに登録したメールアドレス宛に「アップグレード・オファー」のメールが届くので、そこからアップグレードする方法。
もう1つはエティハド航空公式HPから「フライトのアップグレード」を選び、フライトの予約番号と姓を入力して手続きを行います。
まとめ
名古屋便のエティハド航空は、本当なら直行便を飛ばして貰えると一番ありがたいですが、利用客数を考えると現実的には不可能でしょう。その理由は、中部国際空港から搭乗する人は僅かで、大半が北京国際空港からの搭乗客ばかりだからです。
なので、名古屋便は完全に北京と抱き合わせじゃないと成り立たない路線なのです。
ちょっと悔しいですが、これが現実です。
単独で運行しても採算がとれるぐらいの路線になって貰いたいものです。