エティハド航空とエミレーツ航空、明日6月6日より全てのドーハ便の運航停止を発表!!
速報でもお伝えした通り、
今日、UAE含むアラブ4カ国がカタールとの国交断絶を発表しました。
それに伴い、さっそく空の便の影響が出てきました。
遂に旅客便に影響が
「陸・海・空の全てを遮断する」と宣言していました。
この中で、私たちに直接関係してくる事は「空」となります。
特に日本に就航している、日本にも馴染み深い「中東3大キャリア」
・エミレーツ航空
・エティハド航空
・カタール航空
この3大キャリアのうち、UAEの「エミレーツ航空」と「エティハド航空」が相次いで運行停止を発表しました。
エティハド航空
最初に動いたのは、UAEの国営航空会社の「エティハド航空」です。
日本のサイトには発表はまだありません(17:00現在)が、
UAEのサイトにはトップに公式発表されています。内容は以下の通りです。
・2017年6月5日の夕方から、今後の通知があるまでドーハ行きのすべての便を一時停止する。
【アブダビ(AUH)⇒ドーハ(DOH)】
・最後のフライト6月5日21:35(現地時間)
・EY391として出発する予定です。
【ドーハ(DOH)⇒アブダビ(AUH)】
・最終のフライト、6月5日22:50(現地時間)
・EY398として出発する予定です。
※フライトの航空機は「ボーイング777」にアップグレードされます。
【エティハド航空公式サイト(UAEサイト)】
通常、この区間の機材は、中型機のエアバス社の「A320」が使われていますが、この発表では、大型機材のボーイング社の「B777」に変更になってます。
おそらく、通常より多くの人を受け入れるための機材変更だというのが分かります。
エミレーツ航空
[以下、追記]
エティハド航空に遅れること数時間、やはりエミレーツ航空も追随する形で運行停止しました。
内容は以下の通りです。
エミレーツ航空はアラブ首長国連邦政府の指示に従い、2017年6月6日の朝より、追って通知があるまでドーハ発着便の運航を一時中断いたします。
【ドバイ(DXB)⇒ドーハ(DOH)】
・最終フライト:6月6日、午前2時30分(現地時間)
・便名:EK847便
【ドーハ(DOH)⇒ドバイ(DXB)】
・最終フライト:6月6日、午前3時50(現地時間)
・便名:EK848便
※ドーハ発着便をご予約された全てのお客様は、未使用航空券の全額払い戻しや、その他のエミレーツ航空運航地への予約変更などの代替オプションが提供されます。
【エミレーツ航空公式サイト】
エティハド航空は6月5日の便が最終に対し、エミレーツ航空は6日の深夜便まで運航しているようです。
エミレーツ航空の発表と同時に、同じドバイの格安航空「フライドバイ」もドバイ〜ドーハ間の運行停止を発表しました。今後も、他の参加国の航空会社も運行停止の発表をすることが予想されます。