貨物コンテナで作られたお洒落なモール「ボックスパーク」がドバイにもできた!
中東初!?のポップアップモール
それは突如として現れた。
ホテルへ移動中のタクシーから見えるモダンながら不思議な光景に目を奪われた。今までのドバイで見たことがない景色に見入り、思わず写真を何枚か撮った。
するとタクシードバイバーが
「これは古いコンテナを使って作られたのさ」と教えてくれた。
「まだ最近できた場所でさ、君たち日本人かい?ほら、日本の店もあるよ」と
見てみると、確かに日本語が書かれている。
見た瞬間、うっすらこの店の名前の覚えと、このコンテナで作られたモールの存在が記憶の彼方にあったのを思い出した。
ドバイで敢えて貨物用コンテナを使う新たな試み
私がここの名前を「ボックスパーク」と知ったのは、実際にここに来てからだ。
ボックスパークのオリジナルは、東ロンドンのショーディッチにある世界初の「ポップアップモール」がソレだ。
ドバイはイギリスとの縁が強い(かつて英国の旧植民地だった)ので、良くも悪くも英国文化が入りやすい土壌となっていたりもする。
新しい場所ということなので早速行ってみようとしたが、11月になっても日中の陽射しは結構強かったので、陽が落ちてから行くことにした。
いざ行くとなった時、よく考えたらこの場所の名前を知らない・・・聞くのを忘れた。
そこは伊達に何度もドバイに来てません!おおよその位置関係と通りの名前「Al Wasl lord(アル・ワスル・ロード)」を頼りにグーグルマップで確認しながら行った。
ボックスパークに着いてみると、昼間通った時とは全く違った顔をしてた。どの店もなかなか個性的なライトアップがされていた。
ところどころに立っているインフォメーションタワー現在地と店の配置図が分かる。画面はタッチパネルになっており、店を選ぶとどこにあるか現在地から案内表示してくれる。
結構便利だけど、反応がイマイチだったのが残念(特に横へのスライドが)。
40以上ものユニークな店が軒を連ねる
ドバイのボックスパークは最大3フロア構成になっている。基本が2フロア構成になっているロンドンとはここが大きな違いだ。それ以外は基本的に同じ。
ハイストリートブランドは全く無く、ストリートカジュアルやスポーツカジュアルを中心としたショップと飲食系のショップが40店舗以上出店している。
飲食系の店先はオープンカフェとなっているとこが多いので、陽気のいい時期は屋外でティータイムを楽しむのはいかが。
11月は日中はキツイが夜ならイイ感じかも。12月~2月頃だと風がある日の夜は肌寒く感じるかもしれない。
夏場は・・・大人しく屋内で楽しみましょう。それが最も賢い選択ですね。
近くで見ると元がコンテナとよく分かる。メタルな硬質感がイイ感じ。
日本式のパンを味わえるショップもある
日本式のベーカリーショップ「御門ベーカリー」
ドバイのパンは正直なところ残念なものが多いが、ここのパンは普通に美味しい。さすが日本式という感じではないでしょうか。
ただ、値段をみると「パン」という部類というよりか「スイーツ」の部類に入ってくる額なので、日本みたいに気軽に食べるという訳にはいかないかな。
ボックスパークの場所と行き方
ボックスパークの場所はドバイモールがあるダウンタウンの近くにあるので、そこからタクシーで10〜15分ぐらいで行けます。
また、ボックスパークにあるバス停からは最寄のメトロ駅「Business Bay」までバスが出ているので、行きはタクシー、帰りはバス&メトロがいいかも。ただバスはNolカード(ドバイ版Suicaの様なもの)での支払いのみなので、その辺りはご注意下さい。
※Business Bay行きは「F20番」。毎分25分と55分に出てます
SIMフリーのスマホを持っている方は、前に紹介したUberを使うのもいいかもしれませんね。
⇒超便利!今、話題のタクシー配車アプリ「Uber」をドバイで使ってみた。(導入編)
⇒超便利!今、話題のタクシー配車アプリ「Uber」をドバイで使ってみた。(実践編)
年々成長を続けるドバイ。
大規模な建造物や、ド派手な開発プランが世間を賑わしがちだが、個人的に、こういうポップなカルチャーがドバイにもできることは、非常に嬉しく思ったりする。
常に新しい試みを繰り返すドバイ。やはり目が離せませんね。